またか|ライターを目指す一般人

とあるライター講座に通う履歴書がボロボロの一般人 「誰かの価値観に影響を与えたい」そう…

またか|ライターを目指す一般人

とあるライター講座に通う履歴書がボロボロの一般人 「誰かの価値観に影響を与えたい」そう思ってライターを目指しています。 4年しか社会人してないのに転職は4回目を突破しました。

最近の記事

言葉は武器になる―自分の過去を見ていたらよりライターになりたいと思えた

 その日食べた魚はゴムのような味がした。翌日、医師からは適応障害と診断された。  ワクワクしながら入った会社はいつしか恐怖の対象となっていた。ミスをした時、動きが遅い時、何かある度に「バカ」と言われるようになった。人の顔色を伺いながら働き、家に帰れば唯一安全になれる自室で死体のように眠り、夜を過ごした。「そういえば鏡で自分の笑顔を見なくなったな」と思い始めた時にはもう「バカ」という言葉が頭の中にこびりついてしまっていた。  それから言葉は自分の大切な思い出を汚していった。部活

    • 自分の書いたものを忘れてしまった|ちょっとした反省会

       先日、講座の一環で自分の書いたエッセイを添削していただける機会がありました。書いたのは3週間前、好評をいただく時には自分自身が内容をすっかり忘れてしまっていました。そんな文章が当然評価されるはずもなく、けちょんけちょんに言われてしまいました。  ただ書いて終わりではなく、その文章に想いや愛情を載せてこそだなと反省しました。

      • 1点ずつ取り戻していこう|しおりをはさんだ言葉

         5日間働いたらクタクタになってしまいます。寝落ちもよくしていました。ちゃんと寝れていないから頭痛が続きます。おかげて月に一度は体を壊します。  結局今は正社員ではなくアルバイトを週3でこなしています。お金の余裕はなくなりましたが、体はたくさん休めることができます。まずは減点された体力を1点ずつ取り戻しながら二十対二十にしていこうと思います。

        • 服を減らすためのハンガー。|身の回りもののコピーを考えてみる

           気づけばもう4月がやってくる。新生活が始まる人、学年が上がる人、何も変わらない人、中には断捨離をしたい人も。そんな人は決まってクローゼットを開けると憂鬱な気分になる。「あれ、前に着たのいつだっけ」という服が大量にかかってる。似たような柄のシャツ、今の気分じゃない細身のパンツ、よれよれのニット、買ってから2回くらいしか着ていないアウター。でも手放せない。そんな人はハンガーをそろえてみてはどうだろう。  そろえたのは「MAWA」のハンガー。10個まとめて購入できるから一軍の服を

        言葉は武器になる―自分の過去を見ていたらよりライターになりたいと思えた

          「不幸だ」と思っても命を投げ出さなかった理由|しおりをはさんだ言葉

            自分の本名に「幸」という字を親に名付けてもらった。でも自分が今幸せなのかはよくわからない。先月友人を福岡に連れて行ったときも「幸せだったか?」と問われても正直回答に困ってしまう。ただ、彼らと一緒に福岡に行きたいとは望んでいた。  2022年に適応障害と診断され、新卒で入社した会社を約半年で辞めた。コロナが大流行したタイミングだったから「不幸だな」と思っていたし、退職してからあたりまえをこなせるようになるまでは苦労した。でも不思議と命を断とうとは思えなかった。  この一節を

          「不幸だ」と思っても命を投げ出さなかった理由|しおりをはさんだ言葉

          敷かれたレールから「逃げていい」と思えるまで

           先月会社を休職した。自慢ではないが休職するのは人生で2回目だ。2回目となれば手慣れたもので「危ないかな」と感じた時には病院に向かっていたし、休職の判断も早かった。味覚を失い、外出もおっくうになっていた1回目に比べれば進歩したものだ。  高校の時に同級生から部活をやめるか相談を受けたことがある。「やめるのは簡単だけど後悔するかもしれない」それが当時の私の考えだった。なんとも青臭いが、彼女は退部せずに引退まで部活を続けた。当時「やめなくてよかった」とお礼を言われ、嬉しかったこと

          敷かれたレールから「逃げていい」と思えるまで

          変わりゆく「正義」

           正義の反対は悪なのだろうか、たびたび話題になるテーマです。先日描かれた文字を逆さにすると別の文字になる「アンビグラム」というアート作品がテレビで紹介されていました。そこでは「正義」の文字を逆さにすると「暴力」と読めるものでした。これは一つの答えなのかもしれません。  例えば企業について。社訓は企業にとっては正義かもしれませんが、時には従業員や社会を脅かす暴力になる場合もあります。また、長い時間働いて成果を出し続けることが正義としている社風もありますが、従業員の身体にとっては

          ズームアウト!!ライフ!

           「楽しかったな」死ぬときにはそう思って死にたい。だが今はどうだろうか、絶賛休職中だし払えると思っていたクレジットカードの返済にも追われることになってしまい分割払い様様といった状態だ。そんな自分も楽しいと思っていた時はある。それは学生の時だ。  高校は部活で音楽しかしていなかった。振り返ってみると楽しかったが、バンドを組めない時期も長くつらい時期もあった。それでも「楽しかった」と思えるのはなぜだろうか。大学生の時も彼女ができないからと当時は珍しかったがマッチングアプリでバイト

          ズームアウト!!ライフ!

          思考を止めずにパスをする

           「雪といえば思い浮かぶ曲は何ですか?」先日所属しているボランティアのスタッフがコミュニケーションの一環で送ったメッセージだ。毎月こういったお題が送られてくるが自分はどうしても曲が思い浮かばない。他のスタッフはスラスラ回答しているのを見ていつも驚いている。  思えば自分の意見を持つのは人より早いか、遅いかのどちらかだった。小学生の時は人より意見やアイデアが浮かぶのが遅く「一言多い」とよく指摘されていた。逆にアイデアが降りてきている時は早口になってしまい、場を凍り付かせてしまっ

          思考を止めずにパスをする

          嵐のようなきっかけさえあればダムは簡単に決壊する

           「ありがとうございましたー」スターバックスのレジカウンターから声が聞こえる今日、病院の帰りに寄り道をしてこれを書いている。会社を休職して早13日が経過した。症状は「抗うつ」だ。  休職をするのは2回目で1回目は新卒で入社した会社で適応障害になった。当時は味覚がなくなり、記憶も断片的にしか思い出せない。電車に乗ることも家から出ることも億劫になっていた。今思えばかなり限界だったのだろう。ストレスは気づかないうちに溜まるものだ、嵐のようなきっかけさえあればダムは簡単に決壊する。今

          嵐のようなきっかけさえあればダムは簡単に決壊する

          恋愛敗者の自分は「ラブコメ欠乏症」

           定期的にラブコメが読みたくなる。自分の中ではずっと読んでいるということはないが気が付いたら手に取っていることが多いという立ち位置だ。学生の時から様々な作品を読んでいたが、今思えば自分はラブコメで失われた学生生活の穴埋めをしていたのかもしれない。  今回手に取ったのは「僕の心のヤバいやつ」陰キャの主人公とモデルのヒロインを中心に中学校での日常を切り取ったものだ。思えば中学時代の自分は恋愛なんてしていなかった。男友達と朝から晩までゲーム三昧、そのほかのことなんて全く考えていなか

          恋愛敗者の自分は「ラブコメ欠乏症」

          友人に怒られたけど嬉しかった話

          シェアハウスが解消され、ルームメイトとの博多劇場へ。博多劇場と亀戸ホルモンは月1ペースで行っていたこともあり、飲むなら博多劇場というお決まりの居酒屋になってしまった。(ちなみにおすすめはどんぐり)2年間家に帰れば見ていた顔だったからか、2週間も会ってないだけでかなりの久しぶり感があった。 自分はよく寝落ち(という名の気絶)をよくしてしまい、実質寝ていない1日が多く、ルームメイトにはよく口酸っぱく指摘されていた。 先週は引っ越してから体調が追い付かず、リビングや風呂で気を失い

          友人に怒られたけど嬉しかった話

          短かった2年間と新しい挑戦

          今日で2023年が終わります。そして明日からは2024年です。 多くの方が今年の棚卸をするように自分も今年を振り返ります。 転職とシェアハウスの終わり今年のビッグイベントはやはり転職です。 とはいっても、自分は社会人になってから1年以上同じ会社に勤めたことがなく職を転々としています。 今回の転職理由の大部分が「土日休み」と「人間関係」です。 それらを改善できただけでも今年休みなしに転職活動した甲斐はあったと思います。 そして約2年続いた幼馴染とのシェアハウス解消。 ルーム

          短かった2年間と新しい挑戦

          【30日目】「書く」って楽しいけど…【#書く習慣】

          飛ばし飛ばしで書いていたのでもはや30日目ではないですが、今日で「書く習慣1か月チャレンジ」のお題はすべて完走です。 さて、30日間(?)書いてみてですが 「書く」ってやっぱり楽しいな! そう思えました。 思考の整理ももちろんですが、思っていることを文字にすることでモヤモヤもシンプルになります。 でも、「何をどう書くのか」これを考え続けるのは難しいですね… 特に”シンプル”に”短く”、”わかりやすく”を意識すると途端に筆が止まってしまします笑 シンプルさを突き詰める

          【30日目】「書く」って楽しいけど…【#書く習慣】

          【29日目】新しい発見といつもの毎日【書く習慣】

          2日前にランチタイムに書くと言ったのに昨日書き忘れました… 29日目は「自分にとっての幸せの状態」 これは日常の中に新しい発見が見い出せた時かなと思います。 例えば、知りたいことを知れた時 そこから新しい学びや、経験になると思います。 そういう時はワクワクします。 以前webライターをやっていたとき(0.5円案件ばかりでしたが) 今までは知らなかったようなことを知ることができたので楽しかったなーと思ってました。 まぁ、やり方が悪かったので、それだけで食べていく!ってでき

          【29日目】新しい発見といつもの毎日【書く習慣】

          【28日目】夢、失くしがち【#書く習慣】

          これまで帰りの電車で書いていた「#書く習慣」ですが、最近激務で書く気力がないのでお昼休憩中に書くことにしました。 さて、28日目(もはや習慣ではない)は「もし1つだけ夢が叶うとしたら」というテーマです。 このテーマを見て改めて自分の夢について考えてみました。 考えてみた結果… 「あれ?夢なんだっけ」 ってなっちゃいました。 日々仕事に追われ、忙しい日々を過ごしている私たちは夢をカバンにしまいこんでも気づいたときには道に落としてしまいます。 もし 「あなたの夢はなんです

          【28日目】夢、失くしがち【#書く習慣】