Mimighoul 日本語訳まとめ

はじめに

海外で2024/07/19に発売されるThe Infinite Forbidden に収録される新規テーマ「Mimighoul」。それのまとめです。


特徴

裏側表示で相手の場に特殊召喚できるレベル1モンスター群とそれをリバースさせるレベル4が存在します。

レベル1モンスターは

①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。
②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。

の共通効果と③の固有効果を持っています。①効果は基本的にデメリット効果になっています。

基本的に自身の②効果で相手の場に特殊召喚し①のデメリット効果を相手の押しつける形になります。
押しつけたモンスターを「Mimighoul Archfiend」の③効果や「Mimighoul Master」で相手ターンに表示形式を変更させていきます。


各種カード効果

「Mimighoul Master」

レベル4/地属性/アンデット族
攻1800/守1200 効果モンスター

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

①相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合、または自分フィールドに「Mimighoul Master」以外の「Mimighoul」モンスターが存在する場合、このカードは戦闘およびカード効果では破壊されない。

②このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキから「Mimighoul Master」以外の「Mimighoul」モンスター 1体を手札に加える。

③相手のメインフェイズに発動できる。フィールドの裏側表示モンスター1体を表側攻撃表示または表側守備表示に変更する。


「Mimighoul Cerberus」

レベル1/地属性/獣族
攻400/守1800 効果/リバースモンスター

このカード名の①②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。

⚫︎自分のデッキの上から3枚除外する。その後、除外されているモンスター1体を相手のフィールドに守備表示で特殊召喚する。
⚫︎このカードのコントロールを相手に移す。

②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。

③相手は自分フィールドの表側魔法カードを効果の対象にできない。


「Mimighoul Dragon」

レベル1/地属性/ドラゴン族
攻500/守2000 効果/リバースモンスター

このカード名の①②③の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。

⚫︎自分のフィールドの「Mimighoul」以外の表側表示モンスターを全て破壊する。
⚫︎このカードのコントロールを相手に移す。

②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。

③このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキから「Mimighoul」魔法罠1枚を手札に加える。


「Mimighoul Archfiend」

レベル1/地属性/悪魔族
攻0/守1900 効果/リバースモンスター

このカード名の①②③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①このカードがメインフェイズにリバースした場合、以下の効果を適用する。

⚫︎相手は1枚ドローする。
⚫︎手札からカード1枚を墓地に送る。
⚫︎ このカードのコントロールを相手に移す。

②自分のメインフェイズに発動できる。手札のこのカードを裏側守備表示で相手フィールドに特殊召喚する。

③このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。裏側表示モンスター1体の表示形式を表側攻撃表示か表側守備表示に変更する。


「Mimighoul Maker」

通常魔法

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

① デッキからカード名が異なるリバースモンスター2体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。その1枚を相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚し、残りを自分の手札に加える。その後、自分の手札から「Mimighoul」モンスター1体を特殊召喚できる。

②相手が特殊召喚した場合、墓地のこのカードを除外して相手の裏側守備表示モンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターの表示形式を表側攻撃表示か表側守備表示に変更する。


「Mimighoul Room」

通常罠

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

①デッキから「Mimighoul」モンスター1体を自分フィールドに表側表示で、または相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。その後、フィールドの表側表示モンスター1体を選んで裏側守備表示に変更できる。

②墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「Mimighoul」モンスターを任意の枚数選択して発動できる。そのモンスターを手札に戻す。


「Mimighoul Dungeon」

フィールド魔法

このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①自分フィールドのこのターンに召喚・特殊召喚されていない「Mimighoul」モンスターの攻撃力はその元々の守備力分アップする。

②裏側守備表示モンスターをコントロールしているプレイヤーは通常召喚できず、このターンに特殊召喚されたモンスターで攻撃宣言できない

③自分メインフェイズに発動できる。デッキ・墓地から「Mimighoul」モンスター1体を手札に加える。


簡易まとめ

戦術

フィールド魔法の「Mimighoul Dungeon」かレベル4モンスター「Mimighoul Master」でリバースしたときの効果が強力な「Mimighoul Archfiend」を手札に加え相手の場に特殊召喚することを目標に動きつつ、フィールド魔法と罠でロックをかけていきます。

「Mimighoul Archfiend」を送りつけてリバースし相手は手札-1、自分は1ドロー。これだけでも強い。
通常魔法である「Mimighoul Maker」はリバースモンスター2体の内からランダムに1体相手の場に、もう1体を自分の手札に加えることができます。
この場合選ぶ2体のモンスターは「Mimighoul Archfiend」と罠魔法をサーチできる「Mimighoul Dragon」を選択します。
上記の簡易まとめをみていただけるとわかりやすいのですが「Dragon」が手札に来た場合だとそのまま特殊召喚しフィールド魔法をもってきて「Mimighoul Master」につなげます。
その後相手ターンに「Mimighoul Master」の効果で「Mimighoul Archfiend」を反転召喚させ効果を発動します。

手札に「Mimighoul」を集めて相手のフィールドに特殊召喚しまくりデメリットを押しつけていく感じです。

採用候補

「ADチェンジャー/A/D Changer」

墓地に送らなければならないのですが自分相手の場のモンスターの表示形式を変更できます。「スモールワールド」採用するならば中間地点として優秀です。


「サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron」

通常魔法である「Mimighoul Maker」もあるため召喚権を使わなくてもいい場面があります。「Mimighoul 」モンスターを能動的にうごかせるため採用するのも面白いかと思います。「スモールワールド」採用するならば中間地点として優秀です。


「ガード・ドッグ/Guard Dog」

「真空イタチ/Whirlwind Weasel」

上記の通り召喚権に余裕がある場合があるためセットしておくことで妨害できるこの2体は採用してみる価値はあるだろう。
獣族のため「マスター・オブ・HAM」の融合素材になれる。


「裏風の精霊/Spirit of the Fall Wind」

サーチは豊富なので採用するかは好みだが・・・・・・。
個人的にはなくても。


「悪魔の偵察者/Hiro's Shadow Scout」

相手におくりつけリバースさせ手札補充する。魔法が墓地に送られてしまうためワンフォーワンやワンチャンなどとは相性悪いか?


「チュウボーン/Chewbone」

魔法で相手の場に出しリバースさせることでトークンが3体でてくる。リンクが伸ばせるため狙うのも悪くないだろう。
自身の手札に加わった場合は貫通付与もちで一気に攻撃するか「Mimighoul Dragon」で破壊してしまおう。


「光の護封剣/Swords of Revealing Light」

自身の効果で相手の場にSSした「Mimighoul」を反転召喚できる。
その後リンク召喚などに使いたい。


「リバース・リユース/Reverse Reuse」

リンク素材等にした「Mimighoul」などを特殊召喚したい。
2体までなのもありがたい。「トラップトラック」などで破壊したモンスターを相手の場に出せる。


「サン・アンド・ムーン/Sol and Luna」

上記の「ガード・ドッグ/Guard Dog」や「真空イタチ/Whirlwind Weasel」に使いたい。


「サブテラーの継承/Subterror Succession」

主に上の効果を使用し手札入れ替えを行う。「ADチェンジャー/A/D Changer」をコストにしていきたい。


スモールワールドでのサーチ

スモール・ワールドを使い必要なカードをサーチする。
今回「Mimighoul」カード+「ADチェンジャー」+「サムライソード・バロン」+「チュウボーン」をメインに入れている場合を検討してみた。

「Mimighoul」だけではサーチがつながらない。
現状「ADチェンジャー」「サムライソード・バロン」「チュウボーン」のいずれかからスタートするのが早いだろうか?
「Mimighoul Maker」からサーチできる「チュウボーン」→「Mimighoul」レベル1モンスター→「Mimighoul Master」

「Mimighoul」レベル1モンスターの場合

「Mimighoul Master」につなげる

「Mimighoul」レベル1モンスター→「サムライソード・バロン」→「Mimighoul Master」

「Mimighoul」レベル1から別な「Mimighoul」レベル1

「Mimighoul」レベル1モンスター→「チュウボーン」or「サムライソード・バロン」→「Mimighoul」レベル1モンスター

順次追加予定。

まとめ

サーチが多いため「ドロール&ロックバード」に弱い。
後手でやれることが少ない。まくり札入れるなら誘発マシマシで止めに行ったほうが早い。
後手のサイドチェンジならば手札誘発多めにしサムライソードやスモールワールド系統を抜くかのが妥当。
ガチで組む場合はサイド後先行なら「三戦の号」で罠を持ってきたり。
後手ならば上記にあるように妨害系統を積むべき。

早く日本に来てくれ。

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