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広報区長の憂鬱 243 (公園 草刈り)

私が勝手に名づけた「谷上山歌碑公園」の掃除をした。
歌碑とは、1993年に開催された第13回全国豊かな海づくり大会によせて地元の歌人が詠んだ歌を刻んだ歌碑のことだ。

 第一三回全国豊かな海づくり大会
 一九九三(平成五)年一一月七日、伊予市森漁港に、天皇、皇后両陛下を迎えて、「夢・生命きらきら輝く海づくり」をテーマに、全国から約一万四、〇〇〇人の漁業関係者が参加して、第一三回全国豊かな海づくり大会が盛大に行われた。この海づくり大会を前に、愛媛県の魚としてまだいが選定された。大会当日、両陛下はまだいの稚魚を放流され、そのときの感想を詠まれた。この豊かな海づくり大会を記念して、翌年の一九九四(平成六)年一一月六日第一回えひめ水産まつりが同会場で開催され、当日歌碑の除幕式も行われた。御製の字は文化勲章受章の書家村上三島氏が謹書したものである。
 御製
 県の魚 またひの稚魚を 人々と 共に放しぬ 伊予の海辺に

御製の歌碑は森漁港にある。
谷上山歌碑公園にある歌碑は、御製とは別物。
この歌碑は当初、伊予岡八幡宮の参道に設置されていたが、何の理由か分からぬが、12年前にそこから南1,5kmの谷上山登山道路沿いにうつされたのだった。
土地は住民が提供し、桜の木が植えられた。毎年二回の掃除を地区住民が行っていたが、住民老齢化で管理を自治会に移したのだった。
今回は三度目の掃除だった。

ひと月前に現地調査すると、イノシシの仕業であろう、土が掘り返されて、道路に大量にこぼれていたのだった。
草は、いい感じに地表が隠れる程度に伸びていた。
月末に、谷上山宝珠寺で春の法要がある。その前に綺麗にしておきたかった。
前日までの雨で、崩れた土砂が重くなっていててこずった。
道路わきの水路に大量の落ち葉が溜まっていて、水はけ最悪状態なので、掻き出した。
生えた草をきれいにしたいという意見があったが、今のままの方が私には好ましいと思ったので、適当に刈って終わりにした。
これが私のやり方だw。
次は、新しい区長に任そうではないか!

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