前広報区長の憂鬱 250 (いい人でありたい症候群)

朝のNHKラジオを聴いていると、伝統的祭りのニュースが炎上したことを取材担当記者が話していた。

若者が馬に乗って急な坂を駆け上がり頂上にある壁を乗り越える、三重県の多度大社の「上げ馬神事」
4年ぶりに行われたことしの神事で馬1頭が骨折。殺処分の対応が取られたことなどをきっかけに、「動物虐待ではないか」という声がSNSを中心に広がり、“炎上”状態となっています。


放送中に、リスナーからの反応が多くあったようで、両論併記で紹介。
世間は暇な人が多いというか、何かと意見を言いたがる人が増殖中。
馬一頭が殺処分になったことが事を大きくした。
そういう時代なのだ。
このニュースの後は、
世間では飽きが訪れつつあるウクライナ戦争問題。
慣れとは恐ろしい。


伝統の神事だからといって、動物虐待は決して許されることではありません。
美しい言葉だけど、そうかなとも思う。
戦争だからといって、殺人は決して許されることではありません。
人類滅亡の時こそ、聞こえてくるご託宣に違いない。



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