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広報区長の憂鬱 236 (農地)

農地の排水設備について電話があった。
新しく購入した農地の排水口を新規に儲けたいので許可してほしいという。
農地には水が欠かせない。農地に水を引くための設備と、余った水を排水する設備は欠かせない。
住宅を建てる時に、生活水を取り入れたり排泄したりする設備を設ける場合は、一々許可を取らねばならない。
農地の場合は、水の出入りをいちいち審査して許可を得なければならないのか。
農地の購入者は、農業委員会に問い合わせた後、農地のある自治会役員と交渉するように指示されたようだ。

対象農地は最近、土壌改良らしい作業が始まって、それまでの放任状態から様子が変わったので、土地の所有者が替わったのかもしれないと報告があった。
このように、土地の所有権が移動した場合、移動情報がどの範囲に共有されるか、縦割り組織の行政機関では不可能と思える。
所有権が替われば、税金の徴収関連が一番敏感に反応すると思う。
おそらく、税務課は所有権移動を最初に掴むはずだ。そして、その移動情報は他部署に伝わらないのだw。

閑話休題

新たな所有者は、農業事業を拡大したいと考えている。
私の農地も託してみようと思う。


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