音楽とか映画とか

多感な時期に影響を受けたものは今でも好きだ。
例えば音楽。
高校生でHIP HOP、R&B、REGGAEにハマった。
2000年ぐらい。
そして冬の時代があってもずっと聞いていた。
USのベタベタなFLEXが好きでそれに憧れちゃった世代だ。
だが派手な見た目にブリンブリンなジュエリーに高級車にオネーチャンだけじゃなく
カルチャーとしても好きなのである。
サンプリングやフックアップや地元をレペゼンする姿勢。
掘る楽しさもありドップリ浸かった青春時代。
たまに「あー昔よく聴いてた」とか言われることがある。
こちとら今でも聴いてんだよ。
でも聴かなくなる気持ちもわかる。
忙しくてそんな時間ないって言われると返す言葉はない。
寂しい気持ちもあるけれど皆それぞれの人生を歩いている。
他人に自分の価値観を押しつける権利は誰にもない。
私は他人に馬鹿にされてもいい。
好きなものを好きでい続けているだけだ。
他人に何か言われる筋合いはない。
ただめんどくさい人にはならないようには心がけている。
個人で粛々と楽しむのだ。
今ラップ界隈は賑わっている。
これはとても素晴らしいことだと思う。
いい作品がたくさんあるしサブスクもある。
本当にいい時代になったと思う。
『昔の方が〜』とかはあんまり思わない。
常に進化しているものを頭ごなしに否定するのはよくないと思っている。
映画に関しても同じで基本的にホラー映画が好きだ。
これは元々オカルト少年だったことに起因している。
小学生のとき友人が「人喰族」を持ってきて全員無言になったあの日を忘れない。
あまりにも劇薬すぎたのだ。
それでもいいのだ。
映画というものは非日常なのだから。
正直今の有名な作品には全くついていけていない。
ただ思い出に残っているのは、不思議とレンタルしたものではなく
深夜にたまたま放送していた映画が多い。
「隣のボブマーリー」とか「デッドマンウォーキング」とか「脱走人生」とか
自分で選ぶものだけじゃなくて向こうから飛び込んで来るものの中に
いい物があるってことを忘れないようにしたいと思う。

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