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メディアって、何だろう?

メディアって、何?

メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができる(Wikipediaより引用)

つまり、情報を保存・発信するための装置、というのが「メディア」だという事らしい。テレビや新聞などの「マスメディア」や、SNSなどの「ソーシャルメディア」などが、現代に代表される2つの身近なものか。

特にソーシャルメディアにおいては、それらを目にする我々自身も発信に加担しうる「媒体」であり、我々自身が「メディア」としても機能することになる。そう、現代では我々も「メディア」の端くれなのだ。

ソーシャルメディアに関しては、その特性である「波及力」がもの凄い。ある無名のシンガーソングライターのMVを、気まぐれに有名インフルエンサーがコメント付きで拡散すれば、一夜にして一躍世界中がその曲を目にすることとなる。またその逆で、明るさがウリの女性タレントがひた隠そうとしていた不倫のやり取りを拡散される事で、一夜にして「不貞のタレント」として烙印を押され、活動を自粛せざるを得ない事が起こったり。

つまり、「受け手側が求めるような、真新しくて味付けが濃くて、刺激的な情報」が、拡散されやすい。情報の真贋は、もはや二の次。かつての日本の井戸端会議、噂好きなクラスメイトの発信するゴシップだったり、もしくは喫煙室での気の置けない同僚のホラ話なども含め、そこで聞く人が感化され、何らかの発信衝動を駆られた情報が、我々という「メディア媒体」を通じて世界中に発信されうる世の中を、生きている。

なので、同時に今は「受け手側のメディアリテラシー」が特に問われる時代。自分の納得する情報だけ集めるという態度は非常に危険。一つの気になる情報に対しても、ある程度の「半信半疑」な立場というか態度を常に保ちつつ、極めて客観的に情報を取捨選択する能力を当然に求められている、誠にめんどくさい時代でもあると思います。

本日のまとめ。私も、そしてあなたもメディア。メディアは嘘もつくし、また、世間に無視され続けた声なき者の声である場合もある。それらにどう向き合うか?どんなメディアになるかは、あなた次第!です。(43歳男性のメディア)

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