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留学で英語は伸びるの?

今回は、留学を一年してみて、英語のレベルがどのくらい上がるのか?という質問に対して、自分なりの答えを書きたいと思います。

< 英語についての考え方 >

私は、この留学という経験を通して、 英語 」に対する考え方が変わりました。もともと、私は英語は言語ということは知りながらも、英語を学問としてしか捉えていなかったと思います。つまり、教科として、受験の一科目としてとらえていたと思います。しかし、留学を通して英語は本当にコミュニケーションツールであり、情報を得るための道具なんだと真に実感しました。実際、日本にいた時はテストのための暗記ばかりで英語の勉強は苦痛に感じるもののひとつでしたが、アメリカに来てから、英語のyoutubeを見たり、自分が学びたい分野の英語の論文を読んでみたりと英語をツールとして使うようになったので、英語って素晴らしい!と感じるようになりました。
多分いまだに、英語の会話のレベルでいえば5歳児ぐらいだと思いますが、結果として、伝えることができて、会話ができればいいし、難しい単語とかは、英語で何かを調べたりしている時に必要なら覚えればいいんです。

< 英語力について >

結論、英語力は確実に伸びます。だけど、友達と会話してたら英語できるようになった!みたいなことはなくて、英語を伸ばさないといけない環境なので、英語を伸ばそうと勉強し始めて、結果伸びることになると思います。
でも、私が思うにその英語力の伸びしろはアメリカに来る前に思っていたほどじゃなかったかなーと思います。(もしかしたら、私の理想が高かったのかも?)
というのも、日本ではスピーキングの授業は、ほぼないに等しいので、英語を専門的に学んでいたり、帰国子女でない場合、大体が1歳児の英語レベルです。ある程度、単語の知識や、文法の知識があるとしても、発音やリズムは一からなので、一年以下の留学で到達できるレベルは5才ぐらいかな~と感じました。もちろん、日本語よりも英語に触れる機会が多いので英語脳にはなりますが、自分の理想通りに喋るには、(日本語と同じレベルで話すには) 少なくとも四年のスピーキング練習が必要だと思います。(大学四年間とか)
なので、以前のブログで書いた、継続したことを日本に帰ってからも続けていきたいと思います。

< 英語脳について >

英語脳の定義もいくつかあると思いますが、文を英語で作れるようになるという意味では、二か月ぐらいでできるようになると思います。最初はやはり受験英語が抜けなくて、難しい単語や発音が難しい単語を使って直訳していたので、全然伝わりませんでしたが、イメージをつかむようにしてから英語で文を作れるようになりました。ポイントは

  •  慣れること
    結局のところ、留学していれば英語を聞くのに慣れていきますが、英語の音楽を聴いたり、スマホの設定を英語にしてみたり、それ自体は英語の力を向上しませんが、環境を整えると英語を話すときは英語で。という風になります。

  •  英単語のイメージを掴むこと
    私は、なんだかんだ高校2年、3年と英語ではまあまあいい点を取れていたので、中学の英単語からイメージを掴むというのは屈辱でしたが、やりました。また、前置詞のイメージもセットで覚えるといろんなことを、動詞とセットで表現することができます。
    やってみて分かったことですが、自分で自由英作文をするときに使える単語以外は、ちゃんと覚えきれてない英単語です。

最後に、英語で夢を見るっていう話ですが、まず、朝起きた時に夢を覚えていなくて検証できませんでした😢

< やっぱり、留学すべき? >

多くの英語系youtuberも言っていましたが、英語を伸ばすためだけなら、留学しなくても英語は伸ばせます。ですが、結論私は留学はするべきだと思います。(短期でも)
英語以外の留学のメリットについては、こちらで語っております。


< 理由 >

  1.  まず、第一に海外への壁、障壁をなくす
    私の場合は、今までホームステイという形で海外の方と交流する機会が何回かあったので、心理的障壁は小さかったですが、それでも、高校の内に一度行っておかなかったら、今後一人で海外に行く。ということを先送りし続けたと思います

  2.  自分の英語とネイティブの英語の乖離に気づける。
    自分で英語がスラスラ話せないな~と思いつつも、英語のテストは取れていたので、アメリカ人と会話するぐらいはできるだろうと思っていました。しかし、待っていたのは衝撃の事実。空港でスタッフと話したときに、私が英語を何回か聞き取れなかったので、google翻訳機を使われました。😢
    実際に、日本にいた時も、英語ネイティブの人と話す機会があったけど、みんな、自分に合わせて話していてくれていたんだと思います。ということで、日本ではなかなか自分の英語がどのくらいネイティブに伝わるのかが分からないと思うので、留学をして本場の英語にうちのめされ、どれだけ日本の英語の学習が、言語としての勉強に向いていないかを実感して、勉強を日本に帰ってきてからも継続できると思います。

  3.  試行錯誤の末...
    2番と少し近い話です。アメリカに来て気づくことは、日本にいた時の英語の勉強法は、本当に会話をする上では向いていないということです。なので、アメリカに来てから、日本にいた時にしていたことはすべてやめて、試行錯誤しました。今は世の中に教材がたくさんありすぎて、いろんなものに手を付けて、遠回りした部分もありますが、自分に合った勉強法を見つけ、今も継続できています。(病気の時以外は)

以上のことから、英語力を伸ばすという意味では、日本でできますが、英語力をどういう方向に伸ばすべきかを理解するには、一度留学を経験するのが一番効率がいいと思います。なので、私は、英語という面では、先送りするのではなく、なるべく早く留学するのをお勧めします。

< まとめ >

英語(言語学習)はよく、筋トレに例えられます。使っていないと忘れるし、継続していないと、どんどん能力は落ちていきます。また、口の筋肉は本当に筋トレです( ´∀` )
このことからわかる通り、英語を一瞬でしゃべれるようになる。というメソッドは存在しません。それは本人がしゃべれるようになったと思っているだけで、実際には伝わらない。みたいなことは多々あります(経験済み)
でも、明らかに、英語をしゃべれるようになる適切な順序(赤ちゃんが言語習得する順番)。また、自分自身にあった勉強の仕方というのは存在します。しかし、日本での英語教育はほとんどが反対の順序で行われています。間違った英語を覚えると、真っ白なところから勉強するよりも、間違いを消すという過程が入るので、余計に手間がかかります。(これも経験済み)
よって、先ほども述べた通り、自分の英語の間違いを留学を通して認識して、留学を通して正しいと思った勉強法を、学校の英語の勉強に振り回されず実践するというのが大事かなと思います。

私は、日本に帰っても英語学習を毎日少しずつでも継続する。とここに書いておきます。(自分が怠けないように( ´∀` ))

今回は長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
あと少しですが、これからもよろしくお願いします

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