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アラ還HER2陽性乳がん ⑤術後経過


11月30日 手術を受けました。
昼前の手術開始となりました。麻酔ですぐに寝て、間の記憶はスコーンと抜けて、名前を呼ばれてすっきり目覚めました。
先生が、頭元で、『センチネルリンパ節への転移はなかったです』と電話で説明しているのが聞こえました。

手術した夜から、次の朝までが長いですね。夕方には水分の許可が出て、酸素マスクも外れましたが、胃痛と吐き気が強く、何度か嘔吐して、看護師さんに迷惑をかけました。プリンペランの注射をしてもらいました。
翌朝には、歩いたりできましたが、食べたくなったのは、手術から2日目でした。以降は毎日、売店へ行って、生野菜のサラダを買い占めていました。術後の傷周囲のしびれはありますが、痛みはほとんどなく過ごせました。

もともと睡眠が浅いので、個室に入っていましたが、詰所から聞こえる心電図のアラーム音や隣室の輸液ポンプのアラーム音などが気になり、不眠でした。
結局、このままではストレス過ぎると、主治医に頼んで、術後1週間で退院しました。傷口から入っていた管は、退院前に抜いてもらい、たまった排液は外来で定期的に抜いてもらうことに・・・。

以降、週2回、外来通院して、胸にたまった排液を抜いてもらっています。廃液が減ってきて、穿刺して抜いてもらう間隔が少しずつあいてきました。

病理結果は、浸潤癌で、大きさは18㎜。HER2陽性、ホルモン受容体陰性。Ki67 5%
今後は、1年3か月かけて、抗HER2薬と化学療法との補助化学療法になりそうです。

予定では、DHP 3週ごとを4回 その後、EC 3週ごと4回。そのと、ハーセプチンとパージェタを14回

年明けに化学療法のオリエンテーション開始かと思います。
不安しか、ありませんが、前に進むしかありません。

定年前ですが、体調を見て復職したいし、この経験を大切にして、患者さんにかかわって行きたい。これからの私だから、わかること、伝えられること、支えられることがあるんじゃないかと、まだ、始まってもいないのに、思いを馳せています。

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