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三浦半島 サバイバル石仏巡礼

私は神奈川県の東部が大好きです。横浜、鎌倉、大船、などなど大好きな町が たくさん存在します。

三浦半島も大好きで、横須賀でスカジャンを見たり(見るだけ、高いので💦)戦艦三笠を見物したり。

この三浦半島には三浦アルプスと言われる山岳地帯があり、石の仏さまが点在しているとのことで、霊感を高めるべく巡礼に行くことにしました。

三浦アルプス

三浦半島の山岳地帯を三浦アルプスといいます。

以前鎌倉の天園ハイキングコース(別名鎌倉アルプス)を歩いたことがあるので、同じ程度の余裕で歩けるコースだと勝手に思い込み、去年の秋に三浦アルプス中尾根というコースを歩きました。

登山口からすぐの仙元山頂 富士山と江の島がよく見える!

舐めてかかったのですが、かなりのアップダウン。そのうえ枝道が多く道迷いまでやらかす始末でした。
この時道標に『馬頭観音』とか『観音塚』という文字があり、調べてみると石の仏様が点在しているとか。

さっそく昨年の中尾根トレッキングの反省を踏まえ、ウォーキングなどで足慣らしをして3日前に『三浦アルプス石仏巡礼』を決行しました。

南尾根コース

今回のコースは南尾根コースといい、山岳地帯の南部を貫く以下のコース。

葉山教会登山口 → 仙元山 → ソッカ山 → 観音塚 → 乳頭山 → 茅塚 → 馬頭観音 → 東逗子駅

全長約10.3キロメートルのトレッキングコースです。

観音塚

登山口の葉山教会から南尾根コースに入り、見晴らしの良い仙元山やソッカという珍しい名前の山を越えた所に『千手観音』さんがあります。

千手観音 厳しい表情でカッコイイ!

山の中の小さな塚に千手観音さんはたたずんでいて、神聖な空気が満ちていました。

少しきびしいお顔の観音様でしたが、何か力強いものを感じて「霊感がもっと強くなりますように」と手を合わせ、願かけをします。

ハイカーが何人か訪れているようで、お賽銭が観音様の足元に供えられていました。

大桜

観音塚から少し東に進むと、大きな山桜の木があります。
これまたすごいパワー!
パワフルさでいえば、今回の巡礼で一番のストロングポイントだと思います。

観音様が静のパワーなら、大桜は動のパワー!
しばし太い幹に手を触れ、パワーの充電をさせてもらいました。
もちろんタダですし。

木の根回廊 このような場所に大桜が鎮座する

古木には強い気を感じます。精霊が宿っているのでしょうか。

うちの母親は庭に生えていたモチの古木を「葉っぱが落ちて汚くなるから」という理由であっさり切ってしまいましたが、これにはさすがの私も驚愕しました。
祟りはありませんでしたが・・・

馬頭観音

茅塚、乳頭山という二つの山を越えた先に『馬頭観音』が祀られています。
地元の方が立てたと思われる赤い旗のよこで、柔和な表情の観音様がたたずんでいるのです。

柔和な表情の馬頭観音 静かな気が流れている

道は少し険しいものの『観音塚』の千手観音さんがいる場所と違って、町に近くアップダウンの少ないハイキングコース途中に位置しています。
そのせいか、訪れる人も多いようで、賽銭もたくさん供えてありました。

手を合わせると、柔和な表情のせいかとても穏やかな気分になります。
「霊感向上おねがいします」と願掛けをしますが、よく考えると霊感が強くなることが嬉しいことなのかな? とも思えてきます。

それでもやはり、noteの常連さん『霊感ストロングガールズ』のようになりたいと憧れてしまいます。

東逗子駅へ

今回の巡礼旅の最終地点『東逗子駅』に着いた時には、水筒に一滴の水も無くなり喉が渇いてぶっ倒れそうでしたが、巡礼をした充実感は大きかったと思います。


ようやくゴール 6時間歩いて足ボロボロ

千手観音、大桜、馬頭観音と、三か所の巡礼をしましたが、三浦半島には畠山の観音様など他にも石仏が祀られています。
今度は北側の『椿尾根』コースで畠山まで行ってみようかと思います。

見よ、悪戦苦闘の巡礼を!

しかし、この山岳地帯はとてもハードで気軽に歩けるような道ではないし、道迷いエリアという異次元空間もありますので、気を引き締めて巡礼したいと思っています。


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