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山を越えて鎌倉大仏へ

東京に出張となり、雨も降らない予報だったので大好きな鎌倉に行くことにしました。
今回は北鎌倉から源氏山、そしてハイキングコースを歩いて高徳院の大仏さんに会いに行くコースです。

葛原岡神社にて

北鎌倉駅から歩いて葛原岡神社に向かいました。
気温は35℃!ぶっ倒れそうな暑さです。

整備された道路を進むと、源氏山公園と葛原岡神社の駐車場に出ました。
葛原岡神社は『日野俊基朝臣』という公家を祀る神社です。

日野俊基を祀った葛原岡神社 縁結びの神様としても有名だ


後醍醐天皇が鎌倉幕府を打倒しようとした際に、天皇の腹心であった彼は幕府に捕らえられて葛原の丘で斬首された朝臣です。

神社の近くに墓所があったので、手を合わせに行くことにしました。

丘の上の墓所は木々が周りを囲み、そのせいか足元が濡れていたのです。
いきなり足が滑り、ステーンと見事なまでに仰向けに転んで尻や肘が泥だらけになってしまいました!

日野俊基公の墓所 まさにここでズッコケた!

最近は何かにとりつかれているのでしょうか、仰向けに転ぶことが3度もあるのです。

一度目は、先週高速バスから路線バスに乗り換えの際、時間がなくて走った挙句見事なスライディング。

二度目は一昨日昼食を食べた際、レジでお金を払おうとして歩いたものの、段差に気づかず足首を軽く捻挫。

そして今日、葛原岡で日野俊基の墓所前で転倒。

何かあるのかもしれませんが、こういうことが続くときは気を付けたほうが良いと思います。

大仏ハイキングコース

日野俊基公に拒絶されているような気がして、そのまま退散し鎌倉大仏で有名な高徳院に行くことにしました。

源氏山公園の『源頼朝』像 葛原岡神社に隣接している

葛原岡神社から高徳院まで、大仏ハイキングコースという山の中を歩くハイキングコースがあります。
今回はこの道を進むことにしました。

この道は、ハイキングコースというような甘いものではなくてアップダウンがキツいうえに梅雨の雨が地面を濡らした影響で、泥ベチャの地道になっています。

靴を泥だらけにしながら高徳院に向かいました。

途中ヨーロッパ系の外人さん家族が追い抜いていきましたが、なんと半ズボンにサンダル履きという気楽なスタイル。
富士登山もこんなスタイルの外人さんがいるようです。

大仏切通し

高徳院に近くなってから、道が二手に分かれて『大仏切通し』に行く道が現れました。

以前から行ってみたい所だったので、迷うことなく大仏切通方面に向かいます。

大仏切通は薄暗く、人が手で掘り抜いた道路が続き、やぶ蚊が顔の周りでブンブン飛び回ります。
両側は切り立った崖になり、足元には岩がゴロゴロしていてこの世の景色とは思えません。

人が手作業で岩山を切り開いた道 こんな切通が当分続く

素早く通り抜け、ようやくバス道に下りてきました。
この切通しは何だか不思議な雰囲気を持った場所だったので、人には分からない不思議な存在が潜んでいるのかもしれません。

バスは地獄

高徳院まで行き、鎌倉大仏さんに挨拶した後、バスで鎌倉駅まで帰ることにしました。
歩ける距離ではありますが、暑さと疲れで戦意喪失。
修行ではないので、素直にバスに乗ることにしました。

ご存じ鎌倉の大仏様 中国人が山のごとく居て、でかい声で話している

何分か遅れてバスが来たものの、バス停には中国から来た人たちが山ほどいて乗り込もうとしています。

やって来たバスにも、すでに外国人客がギュウギュウ詰め!
何とか乗り込んだものの、鎌倉駅まで地獄のような苦しみを味わいました。

鎌倉に惹かれる

私は鎌倉の町や山が大好きです。
ほとんどの寺社には行きましたし、天園ハイキングコースも踏破しました。

鎌倉には何度来ても飽きることがありません。
何がこうも私を引き付けるのか分かりませんが、これからも出張があれば訪れると思います。

ここで戦った武士たちに導かれるように、また近いうちにやって来ることでしょう。
こうなったら、トコトン鎌倉を楽しんでやるつもりです。

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