マイルスデイビス〜ジョンマクラフリンそしてジェフベックへ その4

ジミヘンドリックス亡き後当時の三大ギタリストの中で1番ギターそのものへの探究心が強かったのは明らかにジェフベックである。マイルスのアルバム、ビッチェズブルーでのジョンマクラフリンのプレイは確実に聴いているはず。自分以外も断言できるだろう。
ビッチェズブルーのリリースが1970年、ジェフベックはBBAでの活動を経て最終的にギターインストルメンタルの世界に身を置くことを決心した。
その第一作が1974年リリースのブロウバイブロウである。
その後1980年頃にコマーシャルな成功に色気を出したのかボーカルもののアルバム、フラッシュをリリースした結果コマーシャル的には失敗しその後は一貫してインストルメンタル中心のアルバムをリリースし続けた。その過程で彼はフィンガーピッキングを中心とした独自のテクニックを昇華させ、世界で唯一無二のギタリストとなった。
惜しくも彼は昨年なくなった、確か76歳、早過ぎる死であった。
しかし彼が残してくれた作品は後世に語り継がれるであろう、マイルスデイビスが残してくれたアルバム、名演奏の様に。

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