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データの形式『毎日の情報Ⅰ』119

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.119

 情報技術が急速に発展する現代において、データは私たちの日常生活やビジネス、学術研究などのさまざまな領域で中心的な役割を果たしています。データが持つ情報の価値を最大限に引き出すためには、その性質や構造を正確に把握することが欠かせません。こうした背景から、データの扱いやその特性を示す指標や基準が注目を集めています。
 データがどのような特性や構成要素を持っているのか、またどのような形式で保存・配布されているのかを示す一般的な基準を[ ① ]と呼びます。人が理解しやすい形で、文字や数字などの情報がそのままの形で表現されているデータの形式を[ ② ]と呼びます。一方、複数のデータ項目が特定の区切り文字、例えばコンマで分割され、行と列の形式で整理されて保存されるファイル形式に関しては[ ③ ]という名称で知られています。そして、データが社会全体の利益のために公開され、制約なく再利用や編集、配布が認められている場合、そのデータの性質やカテゴリを[ ④ ]として認識します。

問1 上記の文章を読み、空欄[ ① ]から[ ④ ]に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい。

問2 以下の選択肢の中から、1次データと2次データの違いについて述べているものとして正しいものを選びなさい。


①      1次データは直接収集されたオリジナルのデータであり、2次データは既に存在するデータを再利用したものである。

②      1次データは2次データを基にした分析や評価の結果を示すデータである。

③      2次データはデータの原型であり、1次データはその解析結果である。

④      1次データと2次データは同じデータの形式を指すもので、使われる文脈によって名前が異なるだけである。


 

〜解答と解説〜

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