パケット通信『毎日の情報Ⅰ』110

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.110

　近年、デジタルテクノロジーの進化に伴い、情報の取得、共有、分析の方法が劇的に変わりつつあります。この変革の中心に位置するのは、データ通信技術の進化であり、その最前線に立つのが［　①　］という方法です。従来の通信方法と比べて、この方式は情報を連続的なストリームとして送信するのではなく、情報を小さな単位に区切って一つ一つが独立してネットワーク上を移動します。この小さな単位を具体的に［　②　］と称しており、それぞれの［　②　］は送信先、送信元、順序などの重要な情報を持っています。この技術により、大量のデータを高速に、そして効率的に送受信することが可能となりました。
　しかし、デジタル通信においては、さまざまな外部のノイズや干渉が原因でデータの伝送エラーが生じることがあります。これを防ぐため、特定の情報をデータに追加することで、受信側がデータにエラーが生じていないかを確認することが可能です。この方法として、［　③　］をデータに付加することで、エラーの存在を確認できるようにしています。さらに、送受信されるデータの整合性をチェックするための［　④　］という手法も用いられています。これにより、データの信頼性を高め、通信の品質を向上させています。

問１　上記の文章を読み、空欄［　①　］から［　④　］に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい。

問２　次のうち、経路制御表について正しく説明しているものを選びなさい。

①      経路制御表は、コンピュータのIPアドレスとそれに関連するMACアドレスを一覧表示したものである。

②      経路制御表は、ルータがデータパケットを送る先のIPアドレスに基づいて、次にどのルータへデータを転送するかを決定するための表である。

③      経路制御表は、インターネットサービスプロバイダが顧客の通信料を計算するために使用するものである。

④      経路制御表は、ネットワーク内の全てのデバイスのIPアドレスと物理的位置を記録しているものである。

 

〜解答と解説〜