認証サーバ『毎日の情報Ⅰ』115

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.115

　現代社会は、高度なデジタル技術の進化により、さまざまな情報が瞬時に取引や共有されるようになりました。このような環境下では、個人のプライバシーや企業の機密情報が第三者に漏れるリスクが増加しています。そのため、情報のセキュリティが急速に重要性を増してきており、その中核として情報の暗号化技術が注目されています。
　特に、ユーザ間での情報のやり取りやオンラインでの取引を行う際、情報が盗聴や改ざんを受けないようにするための技術が必要不可欠です。暗号化技術の中には、送信者と受信者が同じ鍵を利用し、その鍵で情報を暗号化・復号化する［　①　］や、公開鍵で情報を暗号化し、それに対応する［　②　］でのみ情報を復号することができる［　③　］という方式が存在します。このような鍵のペアは、一方が公開され、一方が秘密に保たれることで、情報の安全性を高めています。さらに、デジタルの世界では、送信された情報の出所や完全性を保証するための技術として［　④　］も頻繁に活用されています。この技術は、情報の送信者が正当なものであることを示すために、特定の秘密鍵を使用して署名を生成し、受信者側では公開鍵を用いてその署名の検証を行います。

問１　上記の文章を読み、空欄［　①　］から［　④　］に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい

問２　以下の選択肢の中から、認証サーバに関して正しく説明しているものを選びなさい

①      認証サーバは、ユーザのIDとパスワードを確認して、ユーザの身元を認証する。

②      認証サーバは、ユーザにランダムなパスワードを送信し、それを使用して認証を行う。

③      認証サーバは、公開鍵を本人のものであると証明する役割を持つ。

④      認証サーバは、ユーザのデータを暗号化するための主要な鍵を提供する。

 

〜解答と解説〜