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うしろの沖縄ポリリズム

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きみが住む沖縄をいろんな角度から素描したり深掘りしたり添い寝したりするはず。♬判で押した毎日 いいかげん打破打破打破♬
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#昔の話

沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#7|Report

馬勝負が行われたその他の機会 旧4月29日の山留(ヤマンチユミ)には競馬があった(ただし、…

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沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#6|Report

馬具や衣装など 本県特有の赤塗りの唐鞍に真鍮のアブミを置き、飾ったオモガイ、ムナガイ、シ…

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沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#5|Report

馬勝負の馬の特徴 競馬用の馬のことをヌインマ(乗用馬)と呼び、荷物を運ぶ普通の馬と区別し…

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沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#4|Report

馬勝負の呼び方 馬勝負のことをウマズリー(馬揃い)という。これは日本本土の馬揃えが訛った…

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沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#3|Report

馬場の活用|年中行事編 北谷の綱引きは旧6月25日の夜に馬場で行われた。馬場まで勇壮な道ズ…

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沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#2|Report

馬場の立地、形状、種類など かつては馬場から前には家を造らないという迷信があった。(『伊…

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沖縄には昔200ヵ所もの馬場(マーウィー)があった#1|Report

まえがき 沖縄の馬場は、「馬追い」の意味で「マーウィー」「ウマイー」「ンマウィー」などと呼ばれました。幅が10~50m、長さが100~300mの細長い空間です。ンマスーブ(馬勝負)などと言われた競馬が行われましたが、その後さまざまな用途に転用されました。 明治13年の「沖縄県統計書」には71ヵ所の記録があり、長嶺操の「沖縄の馬場に関する調査覚書(予察)」には121ヵ所の記録があります。2002~2003年にかけて私たちが調査した限りでは198ヵ所であり、これには漏れもある