Gガンはいいぞって話をしよう。

ガンダム版キン肉マンと言われている今作はガンダムの中でもかなり異質な作品であります。

というのも、このガンダム。生身で戦闘することもありますし、何ならモビルスーツを撃破してしまうキャラもいるのですから、まあ魔境なのは間違いないでしょう。

何せ監督が今川氏なのだから。
そう、ミスター味っ子とかジャイアントロボを手掛けたあの！
ニコニコ動画だったら「！？」コメが流れてくるであろう演出の数々を仕掛けたあの今川監督なのだから。
「今川だからしょうがない」って記事が作られるのだから相当だ。

ちなみに変な奴はかなり多い。
ゲルマン忍者とか布でモビルスーツを破壊するおじいちゃんとか、バスを一刀両断する座頭市っぽい暗殺者とか。
もっと言うとガンダムはさらに曲者が多い。
風車とか、魚とか。挙句の果てには操縦者が馬のモビルスーツなども。

でもお話はかなりシリアス。傍から見えればシリアスな笑いだし、冷静に考えると滅茶苦茶なのだけれど。
不思議なことに、見てるときは気にならない。熱血ものだからかもしれない。
たぶんキルラキルとかグレンラガンとか、そういうのみたいなごり押しがあるからなのかもしれない。
熱血は、いいぞ。