カフカリボーン 6
カフカ語録です。
ずいぶん遠くまで来ました。
5時間ほど、ひとりきりで。
それでも孤独さが足りない。
全く人通りのない谷間なのですが、それでも寂しさが足りない。
カフカの孤独の考察の一例です。
「孤独を求めて遠くまで歩くためには、過去の多くの悩みが必要である」
と、苦悩に苛まれ押しつぶされそうになり、寄る辺なし相手もいないと気づくと、人は今の立ち位置から離れてしまいたいという渇望に襲われます。
「解離性遁走・かいりせいとんそう」と言い、負の記憶もろともdeleteして遠くに行ってしまうという心の病もあるそうです。
そんな時には、人は孤独を求めます。
悪い方向にベクトルが向かう前に、全ての干渉や刺激から遠ざかることで、足元を見つめる機会になるのかも。
一人になりたい時というのは、そんな背景があるのかもしれませんね。
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