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ムーミン トーミン(・・?

皆さん、こんにちは!

1941年8月9日、フィンランドの首都ヘルシンキである作家が誕生しました。
その作家トーベヤンソンはのちに「ある、お化け」を生み出しました。
そのお化けは、どんどん仲間を引き連れて瞬く間に世界に広がり有名になりました。

とくに、子供たちには世代を超えて絶大な人気を博しています。
そのお化けの名は、ムーミントロールといいます。

皆さんも、よくご存じのムーミンについてご紹介します。
一見すると、日本の「カバトット」に似ていますが、ムーミンは妖精なのです。

ムーミンの正式名称は、そう「ムーミントロール」と言います。
トロールとは、北欧に住んでいる妖精の総称で、日本でいうところの妖怪に似ていますね。
少し、グロいですが、気性は穏やかだそうです。



作者トーベヤンソンは、幼少のころから絵の才能が開花していたと言われていて、彼女がトイレに書いた落書きにあるこの絵が、やがて「ムーミントロール」世界の開闢(かいびゃく)というのが通説になっています。

成長したトーベヤンソンは、ドイツで本格的に絵を学び、本格的にムーミンの作品を世に出しました。
1934年に、作成した「黒いムーミントロール」です。
一見して、不気味な印象がありますが、ムーミン創世記の作品です。

1934年の作品


ムーミン小説 第一作 絶版です。


1969年、日本で初放送

その他、小学校のオペラに教科書やオペラにもなりました。

仲間たちです。↑

2001年、ヘルシンキで永眠 トーベヤンソン

さて、ムーミンの嫌な季節は何時か知っていますか。
この時期なのです。

ムーミンが言う「やだなー、5か月も寝ているなんて無駄な時間だよ。」

スナフキンが言う「大丈夫、素敵な夢が見られるんだ。」「目が覚めたら目の前がお花畑だよ。」

ムーミンが冬眠する前の会話です。
11月になると、ムーミン村の仲間たちは冬眠に入るのです。

その際に、食料としているのが何と「松葉」なのだそうです。
でも、正確には「針葉樹の葉っぱの総称」だそうですが、何か胸に閊えそうな食材ですね。

ムーミンたちが、目覚めた時「地球って、本当に美しくて平和だね。」と言えるような春を願っています。


スナフキンの名言

なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、難しくなっちゃうんだよ。
ぼくは見るだけにしてるんだ。
そして立ち去るときには、頭の中へしまっておく。

お付き合いいただきありがとうございました。


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