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東京寸景:おらぁ 東京さ行っただ 2

こんにちは!
今回、東京を訪れたのは、靖国神社への参拝が目的でした。

私が、靖国神社に興味を持ったのは、子供のころに大正生まれの父親から聞かされた戦争の話がきっかけでした。
父が言うには、大東和戦争で「ガダルカナル」へ派遣されて、九死に一生を得た。死んだ仲間がいるが、みんな「靖国で会おう」が合言葉になっていたことを訥々と聞かされました。
いつも、冗談を言っている父親も、戦争の話をしている時は、懐旧の念が湧くのか、どこか遠くを見つめているような眼差しだったことを覚えています。

そんな時、戦争を知らない子供の心にも戦争というのは何だろうという考えが惹起しました。

時は過ぎて、いつしかメディアでは靖国参拝問題が毎年取り上げられ、論争を巻き起こしている現状を目の当たりにして、自分自身いろいろ考えるに至りました。

そして、実際に靖国神社へ赴きました。

じっくり時間をかけて境内を回り、隅々まで廻って己の眼で見ると、実にいろいろな発見があり、また日本を思って亡くなっていった先人たちのご苦労を改めて知りました。
合祀されている人たちは、軍人だけだと思っていましたが、いやいや靖国神社の懐の深さに感心しきりでした。

歴史や由縁については、下記のとおりです。

靖國神社は、明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた招魂社しょうこんしゃがはじまりです。
明治7年(1874)1月27日、明治天皇が初めて招魂社しょうこんしゃに御親拝の折にお詠みになられた「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」の御製からも知ることができるように、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊みたまを慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。
※靖国神社ホームページから引用

以前から、年に一回は参拝していたのですが、はやり病の時期が長引き、足が遠のいたのですが、降雪期になる前にと思い再度参拝を始めようと思いました。

天候に恵まれました。
鳥居前では、自ずと姿勢が正されます。
銀杏が小金色に染まっています。
大村益次郎像
旭日章の門
本殿前に来ると、凛とした空気感が感じられます。

お付き合いいただきありがとうございました。
諏訪湖サービスエリアで、夜空と、湖と、山を眺めながら、日本は美しい国だと、つくづく思いました。

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