見出し画像

飛騨川バス転落事故から55年

こんばんは。

今日は、バス事故史上最大の悲劇が起こった日で、岐阜県民ならほとんどの人の心に残っています。
昭和43年8月18日未明に、岐阜県加茂郡白川町地内を走る国道41号線で、台風の影響で停滞していた2台の観光バスが、折りから発生した土砂に飲み込まれて飛騨川に2台とも転落しました。

飛騨川も、続いている大雨のため増水していて、しかも夜間という悪条件も重なり、乗員・乗客107人のうち104人が死亡しました。

世界のバス事故史上でも、最大級の事故に分類される事故でした。
この事故を期に、災害情報の周知を徹底して、通行止めも早め早めの措置をとれるようになりました。
その後、事故現場には「天津白菊の塔」という慰霊碑も建立され、毎年、法要が執り行われています。

そんな折り、本日、鹿児島で観光バスの横転事故が発生しました。
けが人は、少なかったようですが、多くの人間を乗せて走るバスは、一度事故が起これば、大惨事を起こす恐れがあります。

二度と、悲劇が繰り返されませんように。・・・ 

転落場所。急峻な崖の間を縫って道路が作られています。
昭和43年当時

亡くなられた方たちの、ご冥福をお祈りいたします。

いただいたサポートは、地元の観光情報発信に使いたいと思います。