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僕の姉は家事をしたくない?

僕の名前は久保〇〇。姉の史緒里は後片付けをしない。

例えば小さい頃お母さんから良く言われた言葉「早く片付けなさい!」でも、やらなかった子も少なからずいるだろう。

史緒里は子どものように後片付けを嫌う。料理は好きだが洗い物は嫌いなど…。


〇〇:姉ちゃん〜またやりっ放し。


史緒里:え〜やっといてよ〜。


〇〇:いいけど、それじゃ一人暮らしの時困るよ!


史緒里:え…出ていっちゃうの?💞


〇〇:上目遣いすな!出ていかないにしても、大学の勉強もあるし、家事ばかりやってられないし。



史緒里:勉強はお姉ちゃんやってあげる!


〇〇:それはありがたいけど困るよ。


史緒里:ありがたいけど困るって哲学みたい…。


〇〇:よし!これから困らないように教えてあげる!


史緒里:ほんと!?じゃあやる!


〇〇:じゃあまず、洗い物!


一通り教え、史緒里が実践するが…。


史緒里:うわぁぁぁ〜ん!また割っちゃった〜😢


〇〇:いいや、次お風呂掃除!


これも教えられた上、実践するが…。


史緒里:いやぁぁぁ〜!服がびしょびしょ!


〇〇:きちんと手に持て!浴槽磨いてないし。
いいや、次洗濯物!


教えられた通り洗濯機を回し、次の日…


史緒里:ぎぇぇぇ〜!くっっさ!生乾き!


〇〇:はぁ…。昨日の洗濯物があるから教えた通りに畳んで…。


なのに…。


史緒里:あ〜!も〜分かんない!


〇〇:何なのさ!出来なければ甘えてばかり。学習してください!


史緒里:ごめん…。


〇〇:もういい!


〇〇は嫌になり、何処かへ行ってしまう…。


史緒里:(どうしよう…完全に私のせいだ…。今は19時か…料理作って待ってよう…。)


〇〇side


〇〇:(ちょっと怒りすぎちゃったかな…姉ちゃん、頑張ったし、ご褒美でも買ってあげるか。)


ーーー 〇〇帰宅 ーーー


〇〇:ただいま…。


史緒里:おかえり…。〇〇…いつもやらせっぱなしでごめん…。そして、いつもありがとう。


〇〇:ううん。僕の方こそ、怒りすぎちゃってごめん。


史緒里:夜ご飯作ったよ。食べるでしょ?


〇〇:うん!姉ちゃんの料理は世界一!


史緒里:それは食べてからの感想でしょ!


〇〇:やっっぱり美味い!姉ちゃんの料理は世界一、いや宇宙一!


史緒里:もう〜褒めすぎ…恥ずかしいじゃん💞


〇〇:あ、そうだ!ご褒美買ってきた。姉ちゃん、頑張ってくれたから。


史緒里:えっ…でも…。


〇〇:いいの!お礼!


史緒里:〇〇!ありがとう!大好き!


〇〇:…ところで、洗い物は?


史緒里:あ…〇〇、お願い!やってくれる…?


〇〇:しょうがない!やるよ!


史緒里:やった!


姉、史緒里の家事が出来るようになったか否かは皆さんのご想像にお任せします。


ーーー 終わり ーーー

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