踏み出す勇気。17

〇〇:おい、約束通り来たぞ。要件は何だ。


??:どうも〜お二人揃ってありがとうございます。


禅:クソが、早く言え!


??:まぁまぁ、カッカしないで笑。話しましょうか。


〇〇:ちっ…お前なんかと話してる暇は無い。


??:はぁ…。数年前、都内で放火。死者多数。


〇〇:何が言いたい…。


??:あれは、俺の両親の仕業だ。


〇〇:!!


禅:お前…あの事件でどれだけ被害が出たと思ってんだ!


〇〇:お前の両親はどこだ…。


??:知ってどうする?


〇〇:通報する…。


??:無駄だよ。あの事件の直後両親は自殺した。


禅:自分勝手な…。


??:元々同じ職場で働いていた両親はお前の両親に業績で嫉妬をしていた。でもその嫉妬心は、次第に殺意へと変わっていった。そこから計画を練って、計画を実行した。


〇〇:その計画とやらで放火を…。


??:そうだ。放火をした両親は自殺をした。すっきりしたのだろう。これが真実だ。が、高校に進学したら、〇〇に会った。〇〇に会った俺は、真実が伝わる前に消そうと思った。


〇〇:お前に俺は消せない。


??:どの口が言ってんだ笑。〇ねぇーー!


??は〇〇にナイフで襲いかかる。


〇〇:禅、離れてろ。


禅:何考えてる!


〇〇:安心しろ、ちょっとだけ寝てもらうだけだ。


そして、??が目の前に…。


??:おらぁーー!


〇〇:魔神風脚…。


突然〇〇の足が燃えはじめ??の足が止まる。


??:何!?足が燃えた!?


〇〇:お前の両親は俺の両親を消し、お前は姉ちゃんや姉ちゃんの大事な人を危険に晒した。この罪はお前が償え。


禅:おい!やり過ぎだ!


〇〇:コリエ!


??:〇〇ーー!


〇〇:バースコート!


??:ぐっ…!


〇〇:パルロン!ジュモ•ア•ビフテク、タンドロン、フランシェ、クー、ポワール、ジャレ!


??:ぐはっ…!お前が消えれば揉み消せんだ!


〇〇:させねぇよ!飛べ、〇ス野郎!ブフバースト!


??ふぁぁぁぁぁ!!ぁぁぁぁ!!!!


??は吹き飛び気絶…。


禅:やり過ぎだ…。まぁ警察呼んでおいた。


〇〇:ごめん。気づいたら頭に血が登ってた…。


ーーー ーーー ーーー


??:派手にやったな笑。


??とは友人で警察官の啓司だ。


〇〇:あぁ啓司か…。俺を逮捕してくれ!


啓司:しねぇよ。元々こいつは目付けてたし、〇〇にもこれまで何度も犯人逮捕の協力を警察官でもない〇〇に頼んだ。警察官一同〇〇に感謝してる。これは、正当防衛だ。


〇〇:いいのか…?


啓司:あぁ。上にも了承は得てる。


〇〇:啓司!ありがとう!


禅:良かったな!


これにて一件落着。〇〇の通常が始まる…。


ーーー 続く ーーー
ありがとうございました。
一部がもろ漫画のワンシーンになってしまいました。
次回、新〇〇誕生!

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