踏み出す勇気。53

美波:〇〇！

〇〇:来るな…来るな！あぁぁぁぁ！！！

美波:落ち着いて！

医師:お姉さん！手伝ってください！

美波:分かりました！〇〇！一旦落ち着いて！あいつは今居ないよ！

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〇〇:はぁ…はぁ…。ありがとうございます。

医師:突然だからびっくりしたよ。

〇〇:すみません。…お姉ちゃん、あいつがいるのはホントなの…？

美波:やっぱ〇〇の言ってたやつか…。あいつは〇〇の代わりにマネージャーをしてる。

〇〇:あいつ…！何のつもりだ！

蓮加:ねぇ…。新しいマネージャーさんがどうかしたの…？

〇〇:蓮加か…あいつは主として俺をいじめてたやつ。誰に殴ったり蹴ったり、暴力をしても何も傷つかない感情が壊れてるやつ。何されるかわからないからあいつには近づかないほうがいい。

蓮加:嘘！そんな人には見えなかったもん！誰でも悪く言わないで！

〇〇:誰とも構わず言ってるわけじゃない！あいつが許せないだけで…。

蓮加:どうしちゃったの？私の知ってる〇〇は優しいのに！知らない！

ﾊﾞﾀﾝ！

美波:蓮加！

〇〇:あぁぁぁ！！！くそ！！あいつは最初だけいい顔をし！後にどん底へ突き落とす！どうすれば！

歩美:〇〇？

〇〇:歩美…？

美波:歩美さん？

歩美:私もなぜだかあいつが気に入らなかった。言葉がすっからかんでこれは、うわべだけのマネージャー愛で本心は何も思っていないとすぐ分かった。〇〇、1日でいいから戻ってきて…？先生もお願いします。〇〇を1日貸してください！

美波:お願いします！〇〇の力が必要なんです！

医師:…分かった。許可しよう。だが危険なまねはしないこと。

〇〇:ありがとうございます！

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〇〇:警備隊再始動だ…。

禅・啓・大:了解…。

ーーー　続く　ーーー