台湾生活4か月目と日本語教師
こんばんは、ねねです。
前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。
昨日で台湾に来て4か月が経ちました。
そして高雄に来てから2か月経ちましたが、台湾の生活に慣れてきたのか、台東にいたときの2か月よりも早く過ぎたなと感じます。
今月は、個人としてではなく、ついに日本語教師として本格的に活動が始まりました。
2月、3月の時点では言語系のオンライン学習ができるプラットフォームに登録して日本語教師をやっていこうと思っていましたが、事前の設定がめんどくさかったことと、金額の対しての自分の取り分について納得できず(運営会社に結構取られる)、気が乗りませんでした。
そんな中、夫が台湾で一番大きい(?)オンライン塾を運営している会社に日本語教師を募集しているか問い合わせをしてくれ、その後の面接などもサポートしてくれ、無事に日本語教師として所属が決定しました。
日本語で検索しているだけでは、所属になった塾を見つけることができなかったので、現地の仕事は現地の言葉で探すのが一番いいですね。
夫には感謝です。
授業開始までの流れ
授業開始は面接から約3週間後でした。
面接から授業デビューまでを簡単に紹介したいと思います。
①面接
面接は日本語で行いました。
事前に「妻は中国語ができず、日本語しか話せないが応募は可能か」と夫が先方に伝えてくれていたので、面接の担当者もおそらく塾で日本語を教えている方が担当してくれました。
その後のサポートも引き続きしていただいています。
面接の内容は、15分の模擬授業と会社説明、給料について、シフトの調整についてと、面接というよりは面談に近い形でした。1分間自己紹介を振られたときは焦りましたが、出身大学と日本語教師になったらどのように授業をしたいかを話したら大丈夫でした。
合否の通知は1週間以内に「合格の場合のみメールで通知」でした。採用通知が来たのが面接の5日後だったので、それまでは落ちたのかと思ってドキドキしていましたが、無事に採用となりました。
②ネットワークテスト
面接の次はネットワーク環境のテストがありました。
主な内容は、用意したマイク付きヘッドホンの音テストとネット回線の速度テストの2つです。
こちらは15分くらいで終わりました。
③授業トレーニング(2回)
次は、実際の授業時間50分で模擬授業を行い、授業の進め方についてアドバイスをもらうなどの時間が2回ありました。
1回目のトレーニングは、塾の規則の規則の説明も込みで行ったので2時間くらいかかりました。
2回目のトレーニングは、模擬授業のみだったので1時間くらいです。
2回目は、初回授業の内容で模擬授業をし、アドバイスをもらって修正したものを初回授業で実践するという流れでした。
弊社は独自の教材を使って授業を進めるので、教材の使い方、板書の仕方に慣れるのに少し苦労しましたが、慣れてしまえば教材があるのはありがたいですね。
1回目も2回目も大きな訂正もなく無事に終了することができました。
④初回授業
ついに初回授業です。
初回授業は文法ではなく、単語の確認と、少し長めの文を読んで質問に答えたり、テーマについて学生が意見を話す、という内容でした。
内容は直前に模擬授業でアドバイスをもらっているので、不安はありませんでしたが、学生の顔が見えない状態の1対複数で授業を行うので、学生の反応はどうなるかが不安でしたが、実際にやってみると何とかなりました。
初回授業を終わってみて
ドキドキの初回授業が終わった感想としては
「超楽しかった!!!!」です。
授業をする前は、時間通りに進められるか、学生の質問に答えられるかといった不安がありましたが、実際は50分ピッタリに授業を終えることができ、学生の反応にも応えることができました。
大学生の時の教育実習もそうでしたが、改めて自分は授業をするのが好きなんだなと思いました。
授業中に学生の「分かった」という声や、楽しそうに話す声が聞こえると本当に嬉しいです。
遠回りしたけど
何かの先生になりたいと思い始めてからたぶん10年ちょっと。
学校の先生になることを目指してから7年。
教員の仕事は授業が好き、子供が好きだけではできない仕事だと一時は諦めて別の道に進みましたが、結局はまた戻ってきました。
戻ってきた先が日本ではなく台湾という異国の地でしたが、ついに夢が叶いました。
日本語教師としてはまだまだ駆け出しですが、自分なりに焦らず前に進んでいきたいと思います。
今後も仕事をしていく中で思っていること、勉強になったことをここで発信できたらと思います。
今回はこの辺で。再見!Byebye~!
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