無意識に染み付いている習慣、生活スタイル

今日何もしてねーなって考えてたらなんか気持ち悪くなってきたから、久々に今日ぼんやり考えてたことをnoteに書く。
今日何もしてないな、ってことについて書きます。

結論というか要旨だけ先に言うと、
みんな無自覚だけど自分の生活スタイルを確立しており、
それが突然変化すると、理由は自分でもわからずとも不安を感じる。
という話です。


私は基本的に、物凄く怠惰で、物凄く内向的で、無気力な人間なんです。何かするとすぐに疲れてしまうような人間なんです。

だから最近まで、人と話すことはかなり少なく、やるべきこともろくにやらず、1人でぼんやり考え事に耽るような生活をしていたんです。

ただここ最近、ちょっぴり生活が変わりまして、
あくまで当社比、以前の私と比べての話ですが、
人と話すことが増えたし、真面目に何かに取り組むことも増えたんです。

今までならそういうのは大嫌いだったし物凄いストレスだったんですけど、
たまたまやる事の内容が私に合うものだったのと、
たまたま関わる人達との関係が良好(と私は思っている)で環境が穏やかであることにより、
結構毎日楽しく暮らしてるんです。

ただ、ふとした時に考えてしまうことがあって。
今までの私はずっと、1人で、何もせず、黙々と考え事をする生活をしていたんです。
恐らく、人と関わることはストレスになるからなるべく避けるべき、必要以上の活動は疲れるからやめるべき、という無意識の持論があり、そういう生活スタイルを確立していったのだと思います。

それが突然、人と話す機会も増え、誰かと一緒に過ごすようになり、以前より活動的になったわけです。

現時点では楽しいんです。
ただ、
いつ周囲の人達との関係が悪くなるのか、
いつこの環境がストレスになって嫌になるか、
いつ今やっていることが嫌になってやる気が失せるのか、
1人でのんびり考え事をする時間を取ることを急にやめて、自分は本当に大丈夫なのか?
そういう不安があるんです。

っていうのを自分への言い訳として、この土日はほとんど何もせずぐうたら過ごしていました。

その結果がこれです。
ネガティブな考えで疲れるし、
何もしてない罪悪感で気持ち悪くなるし。
よく考えたら今までの自分ってそんなにぐうたら生活を楽しんでなかったのかも…?
でも、人と関わったりアクティブに何かしたりすることで、その分のストレスが後でドッと襲ってくるのがいつものパターンだし…

で、結局大した根拠も無いまま謎の不安を抱いているのです。
結局どっちが良いのかはまだわかりません。


で、こういう現象って多分私だけじゃないんですよ。

例えばコロナ禍の時。
私は家から出ない生活に何も違和感無くずっと引きこもってましたが、
どうやら世の中には、家から出ず人と関わらずに過ごすなんて耐えられない!ストレスで鬱になる!という方々がいるらしいんですよ。
おそらくその人達にしてみれば、毎日外に出て誰かとコミュニケーションをすることが人間にとっての当たり前の生活であり、それが突然変化することに不安や恐怖やストレスを抱いていたのではないでしょうか。

また、ネットとか文字でのコミュニケーションよりも、対面で関わる方が良い、それが本来の人間であるのだからそうあるべきだ、という意見を持つ人も多くいます。
根拠を示せと言えば、恐らくそれなりに根拠は出てくるでしょうが、
この意見を言っている人達がはじめからこの根拠を頭に思い浮かべて意見しているとは思えないのです。根拠は後から考えているに過ぎないと思うのです。
恐らく、その人達にとって対面のコミュニケーションが当たり前であり、それが変化してしまうことに不安を抱いているのです。


つまり何が言いたいかっていうと、
人間はみんな無意識に”自分にとっての当たり前”を持っており、
それが突然変化することに不安を抱くのだと思うのです。

そして恐らくその”当たり前”ってのは、元々持っている性格と、今までの人生における経験の組み合わせ、そしてその積み重ねにより、自分にとって最適な形に構築してきた生活スタイルなんだと思うんです。
そうやって作り上げたものが突然ガラッと変化するのはそりゃ怖いよな。

これが実際悪いことなのか良いことなのかはよくわかりませんが、なんか、こういうのってあるよなーと思った話でした。

ひょっとしたら私が知らないだけでこういう感覚を表す言葉とか概念は既にあるのかもしれない。

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