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元保護犬の愛犬との出会い

離婚して1人になり、
再婚も考えられず、
かといって仕事人間になる性格でもなく、

犬を飼いたいと思っていた。

がしかし、
生活のためには仕事をしなければならず、
子犬に一日3回ご飯をあげることはできない。

犬を飼うのは無理だと諦めていた。

家の近くの保護犬カフェのインターネットはいつもチェックしていた。
そして、ある年末の日にその保護犬カフェのサイトで
一匹の7歳のスコティッシュテリアと出会った。

手をあげる前に、気のない素振りをして会いに行った。
何度も何度も会いに行った。

住んでた家がペット可と飼いてあったので問い合わせたら
大家さんの気が変わってダメだと言われた。
2ヶ月で引っ越した。

保護犬の譲渡は早い者勝ちのところが多い。
そのカフェの方々は次の子達を受け入れたいのは山々だっただろうに、
環境が整うまで待っていてくれるかのように
私が引っ越すまで、この子は貰い手が決まらなかった。

犬を飼うことを決めた。

無事に今は2人で穏やかに暮らしている。

我が家に来て1年半が過ぎたが、
この子がいないと乗り越えられないような悲しいことも一つだけ起こった。
いつも無表情で、近くでのんびりしてくれていることだけで
どれだけ救われたかわからない。

この子の残された犬生を一緒に過ごせることに心から感謝して
毎日美味しい(はずの)ご飯とおやつと
たまにこの子の気がのっているお散歩を楽しんで暮らしていきたい。

見えないところで多くの人の力で繋がれた縁だと思うから。
2人で大事にしていこうね。

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