「あの日のきみの瞳」 詩文
風が心地いい
とても穏やかな
木漏れ日のベンチで
きみの横顔をみつけた
こちらを向いた
まっすぐな瞳がまぶしすぎて
逸らすことができないことに
胸が高鳴る
あなたが好きです
わたしが口をひらくと同時に
わかってます わかってるんです
何も望みません
ただ 伝えたかった と
そのとき きみは瞳を逸らした
その気持ちに
わたしは応えられないけれど
とてもとても
うれしかったよ
そこだけ
時が止まっているように
風だけ感じた
静かな 午後だった
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?