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時代錯誤と勘違いの吹き溜まり(結婚ものがたり2)


今でも笑い話にはなっていないですが。。

ひとまず結婚することで話が進むわけですが
彼の親が承知してから二人でいろいろと
相談して決めることが山積みなわけですね

式はいつ~とか
どの会場にする~とか
どこに住む~とか
とにかくたくさんあるわけで、ラブラブな二人には
もう楽しくて仕方ない、一番ワクワクのいい時期でしょう

通常であれば、常識的に考えても、まぁ、楽しい時期であり
盛り上がりの時、なわけでした

しかし

日取りから、会場から、披露宴の内容から、引き出物から
決めたのは

彼の両親だったという、この事実


日取りは、縁起のいい日だと
島の知り合いの占い師に相談して決めた日

会場は、彼の実家に出入りしていた
結婚式場の女性が気に入ったし
式は地元でやるのが当然だからと

飛行機乗って、在来線乗って、やっとたどり着ける場所の
周辺には何もない式場

私たちは東京でずっと働いていたので
友人、知人、上司、先輩、同期、みな東京

呼びたければ交通費を出して招待するという形になり
なーーんにもない式場に遠路はるばる来ていただいた
ということです

そして披露宴の内容も
あちらの親が式場の係りの女性と仲良く決めてあり。。

私にはひとことも話をしてもらえないまま
もちろん彼は、そういうこと、どうとも思っていなかったようで

ま、ここまではちょっと我慢しとこう
自分の両親に心配かけたくないし
つまらないことで文句言っても、私が両親から
責められる可能性の方が大きい、と判断しました


最終的に衣装などの打ち合わせもあるし
両親と共に、私はもう一度、彼の実家まで
新幹線乗って、在来線乗って、渡船乗って、行ったわけです

ていうか

男性側が、立場が上、みたいな雰囲気を醸し出している
あちらの能面両親

ちょっと意味がわからなかったですけど
そういう土地だから仕方ないと諦めるしかなかったこと
今でも、なんか納得いかないって感じです

そして両親と私は3人で彼の実家に行き、彼も一緒にいたのですが
やっぱり、何の役にも立ちません、これも仕方ない


ひとつ思ったのが
彼の能面両親に対してですけど

なんでね、なんで、そんなに、偉そうなの??

態度から能面から話し方から
人を小ばかにするような顔をいちいちして見せていた能面母

ていうか
かなりの方言だったので、言われたことがよくわからず
聞き返すことも多かった私の親

標準語しゃべれよ、こういうときくらいって思う私はダメですか?

うちの親は一生懸命対応してくれてました
能面に向かってね、ほんとに
それはそれは申し訳なかった

女子を下に見る風潮の家系というか、土地というか
男尊女卑って言葉すら忘れられてるような気もするけど

だから
うちら親子を蔑んでいるような態度だったのでしょうか
まぁ今はどうでもいいですが

そして何を思ったか能面母が

「うちは上の娘がこの家で支度して結婚式場まで行った」と

何年前のことかしらねーが言い出し
「お嬢さんも家から支度していければねえ」みたいな言い方
だったと思いますが

実の娘じゃねーし、何言ってんの~ってマジで思いました
そして私の母は、たぶん、その意味がわからなかったのでしょう

「こちらの方では自宅で式を挙げる方は多いんですか?」と
答えていて

そりゃそうよね、自分の子供じゃないのに
人の娘を自分のとこで支度させろって、意味、通じにくいよね
なに言ってんの?だよね~
と、思っていましたら、能面母

「え?」と怪訝そうな顔をしたのを私は見逃しませんでしたよ

意味が通じないのか、って顔してたけどさ
意味わかんねーこと言ってんだから通じないわなぁ

っと、まぁつまらない時間がやっと過ぎたのです


そうしてその実家からもちょっと不便な式場での
最終打ち合わせが始まったのです

ほとんど、勝手に能面両親に決められてたので
確認的なことくらいと
衣装を選んで合わせるっていうことをするのでした


衣装は絶対に譲れませんよね、つか、一生に一度の覚悟で
後悔しない人生を送りましょう!

つづく。。


今日もありがとうございました

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