弁護士の分野と広告

相談する人は弁護士をどのようにして探しているのだろう。
基本的にはインターネットで検索して調べる人が多いのだと思います。

どうやって検索するかと言えば、「弁護士 分野 地域」で検索するのではないかな。
自分ならそうやって調べます。

この中で「分野」は専門性を求めているのだと思います。
専門性とは何だろうかと考えてみると
・取り扱っているか
・実績はあるのか
・同じような事例を経験しているのか
あたりになると思います。

弁護士によっては取り扱っていない分野もあるので、取り扱っていることが大前提になります。
実績があれば、相談者の事件でも結果を残してくれるとの期待値が上がってきます。
同じような事例の経験があれば、自分の事件もいい方向に導いてくれると期待できます。

実績は言葉として曖昧なので、どのような要素があるのかと考えた結果、経験年数・経験事件数・勝訴数・勝訴時の金額になると思います。
ただ、これは数の問題なので、弁護士の経験年数が短い人は少ないし、長い人は多くなるものだと思います。
同年代で比較すれば多い・少ないの区別はできますが、相談する側からすると弁護士全員が同じ商品棚に並んでいて、その中から相談者の基準で選ぶことになるので、「同年代で経験数の多い人」のような基準は到底考えないと思います。

なので、経験年数が短い私のような弁護士は、実績をアピールしても劣るに決まっています。
それ以外のところで選んでもらう必要があります。

実際に経験年数の少なさは理解した上でホームページを作り、一定数の問い合わせ・依頼もあるのですが、なぜ選んでもらえたのか分析ができていません。
分析ができれば、効果的なアプローチが可能になるのかなと思いました。

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