【読書】京大中年

菅広文さんの「京大中年」(幻冬舎)を読みました
くすっと笑えて、読みやすくて、ためになる本です

宇治原さんへ、と題された章は
読み物として面白く
きっと電車の中で私はニヤついていたと思います

教科書、と題されている章では
働く上で大切な教えがいくつもあり
実体験に沿って書かれているので
イメージも湧きやすいし頭に残りやすい

当たり前のことだと思うんだけど
気がつくと自分ではできてなくて
当たり前のことを当たり前にやっている人が生き残ることができるのかな
そんな風に思いました

その中でも特に印象に残った文章が
1.商品であることを自覚すること。不満を述べてもなんの解決にもならない
2.長く続けるためにすべきこと。復習だ。過去を振り返り、未来に繋げる。
3.現状維持は、成長を続けないとできない。

これらは全部繋がってくるのですが
自分が売っている法的サービスも古くなり使えなくなれば選ばれないから
売り続けるためには、復習をして未来へ成長していかないといけない
結局のところ、日々の積み重ねをどれだけすることができるか
そこに集約できると思う

手を抜いたりサボるのは簡単だけど
それでは自分だけが成長しない悪い意味での現状維持になってしまい
一度ついた差を縮めることは簡単ではない

日々の積み重ねの先に
「仕事は、欲しい人にはあまりありません。
逆に仕事がたくさんある人に、また別の仕事の依頼がやってきます。
つまり【仕事はできる人に集まる。できるから仕事をした時のギャラが上がる】。」
仕事が集まってくるできる人になれるのだと思う

菅さんの書いた本をもっと読みたくなり
今日の帰りの電車では「京大少年」を読んでクスッと笑っていました


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