【#0 〜普段のリファレンス曲①「第六感/Reol」 〜】

今回は、普段よく聴いてるリファレンス曲を1曲ご紹介します!

リファレンス曲は、普段と違う機材で聴いたり、改めて周波数バランスとか音圧感、音像感を確認したりするときに自分の中の基準の曲として聴いてます

例えばヘッドホンやスピーカーを新しく買うときに、視聴してみないとそのギアの特徴がわからないので、リファレンス曲を聴いてみて、聴こえ方を確認する、といった感じです

Mix作業をするときはこれとは別に、クライアント様からもらった参考曲があるので、別物として考えてます

「第六感」/ Reol

この曲はリリースされた2021年からずっとリファレンスの一つとして聴いてます

・ボーカルの太さ、高域の歪み感
・Kick、ローのタイトさ、綺麗さ
・音圧感、コンプ感
・リズム(縦)

この辺が気に入ってます

この曲、かなりコンプ感強くて、音圧が直に感じられるんですけど、だからこそ音像の大きさとか帯域バランスが見えやすいってのがあります

コンプ感強いと色んなトラックが主張しまくってて普通は聴こえづらいんですけど、この曲は逆に点で捉えられるので、アタック部分とかスピード感がわかりやすいですね

この曲は特に休符がすごくわかりやすいです
これすごく大事なことで、休符がしっかり感じられるとリバーブと原音の距離感とか、次のアタック部分のスピード感が見えやすいんです

あと、ローがすごく綺麗
ローの鳴り方はリファレンスでよく確認する部分なので、良い基準になってます
ローの位相が良くてしっかり定位してるので、鳴らすギアによって
「このヘッドホンは鳴らしきれてないな」とか、「低音がぼやけてバランス崩れて聴こえるな」とかがわかりやすいです

色々書きましたが、一番は
「ロー感の確認」で聴くことが多いですね

Mix作業の途中で再確認したりとか、作業初めに聴いたりとかしてます


みなさんも聴いてみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?