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ホロスコープ絵③

時間が経ってしまいましたが、6月末に上げていただいたakkiy☆さん企画のホロスコープ絵について続きをつらつらと記させて頂きます。

akkiy☆さんの記事はこちら(私の弱さたっぷり)

過去のおとや記事はこちら

です。では、続き・・・


そんな感じでどれを重きに置くか手探りで進んでいき、太陽に目を向けていた中、akkiy☆さんが1室キロンの存在を提案して下さった。

1室キロンは逆に克服すると他者に寄り添えます。おとやさんが辛いことがあって克服できたら、同じことで悩んでいる人に手を差し伸べられるということだと思います。

akkiy☆さんコメントより

そう言って頂き「キロン」をテーマにしていく事が決まりました。


キロンとは

キロン(カイロン)
小惑星は基本の10天体に比べて影響力は小さいが、人生のテーマを深堀りするための参考となる。
小惑星の中でもキロンは「傷ついたヒーラー」と呼ばれ、「心の傷」や「自分を許すために必要なこと」が表されていると考えられています。

占いの教科書参照

表現について

ホロスコープ企画第二弾のテーマは「表現したいものがある」「自分の作品とコラボしてみたい」人」向けだったので、制作においてのホロを二人で見ていった気がします。

おとやさんはキロン一室持ち。どこの部屋に行こうと枕詞のように「傷ついた経験をもとに他者のことを考える」がくっつきます。

作品にする際は自身が傷ついた経験をもとに自分が感じたものを冷静に分析。山羊座金星の真面目さや上品さを入れてかたちにします。

本来は太陽水瓶さん。とがったアーティストになりたいと思ってしまいがちです。しかし、水瓶が強い人ではないため、とがりに関しては山羊やお牛がセーブをかけにくるのかなと予想。

akkiy☆さんコメントより

こう、伝えていただき、ぶっちゃけて嬉しかった。
自分の人生観に近かったから。そして、制作過程にちゃんと通じるものがあったのだと再認識できたので。

今までの、あなたのためのインク画は、全部自分の経験を活かして捉えていると思っています。

あなたのためのインク画とは、現在は停滞してしまっているのですが、私の重要な企画です。ありがたくもこれまで38名様にお届けしております。

制作過程について考えてみると、
山羊座金星の真面目さを使って、依頼して下さった方の記事を一つ一つ追わせて頂きながら、自分の感性でその方を捉えて、自分の中の経験を探って類似する部分を自然と見つけて理解を深めて、表現を偶然に任せ、そこから出てきたものを抽出し直す。というのがインク画の工程の様な気がします。
依頼者様中心に捉えているけれど、辿ると自分の中に欠片がちゃんとある。
キロンを「傷」といってはいるけれど、苦しいものだけではなく、経験すべてがキロンなのではないか・・・と、記しながら思いました。

金星山羊は上品な作品をつくるらしいので、結果的に仕上がった作品が品のあるものとして出てくれていたなら嬉しい。

自分の星座は水瓶座なのですが、よく言われる変わり者の部分、「とがったアーティスト」の部分はちょっと疑問だったのは水瓶座が強くはなく山羊と牡牛がセーブしていたからと判明した気分です。

そして、美術作品はこれまでの時代もきっと相まって、自分の内面のドロドロとかが引力が強く求められがちな気がしていているのですが、ずっとそれも合わなかった。ドロドロの経験は作品に昇華される力を持つ。でもそれだけじゃない、綺麗さとしての表現を求めておりました。綺麗さはどこか浅く見えてしまう。けれど、それはこれまでの事。内面のドロドロは奥深さの力となって美しく輝いていく。ここからはきっと美しさが力を持つと思うのです。

akkiy☆さんとの会話の中で「私は…と思ったら、汚いものも内包してよいのだけど、それだけを全てにしたくない、良さや綺麗さを発見したい。かもしれないです〜。汚さすら行き着いたら良さ。とか言い出してそう…。」と言っていました。これが私の根幹にずっとあるのです。


傷と他者

この1年近く、私にとって大きな出来事が起こりました。akkiy☆さんにホロスコープ絵を頼んだのもこの件があったからだと思います。

発覚した当初から、それを糧に得られる体験全部得ようと思って向かい合っていました。

普段はむしろ、傷が経験値になる。プラスな事だ!と捉えるタイプなのですが、今回は自分の中であまりにも大きすぎてネガティブとして噴出していました。とにかく傷を傷として捉えて味わい尽くす時期。

これまでの人生てそれなりに苦境いっぱいありましたが、こんなにも悲しみ、苦しみが起こった事は無くて…。でも、この経験は絶対に皆が様々な形、大小違えど体験しているもので、知っておくのはとても大事な事…!と感じていましたし、今回得た感情は大切に覚えて置きたいのです。苦しみ、悲しみ、傷はとっても苦しく嫌だけれど、あるから生きる意味がある。強くなるためのものでもある。

…と、思っていたけど目の当たりにするとやっぱりとてつもなく苦しくて、どうにもしようがなくて。でもやはりどう転んでも大事でした。

私はこれまで「辛さ」「苦しみ」という感情を解ったつもりで分かって居なかったと思い知りましたので、体験できて良かったですっ。

辛いと言う事がどれだけの苦しみの体験なのかがわかっていなかったという事ですね。何でも気持ちや思考で乗り越えられると思ってたし、対処法も分かるし、それに従うだけだと思ってた。けど、それができないんですね。

1番ネックな部分だから苦しみとして出てくるのだなぁって改めて思ってます。誰かにとったら何でもない事かもしれない。そんな比較は関係無く、自分にとって拒否したい事だから立ち現れるもの。なので、事象が何であるか、原因は何であるかは関係の無いこと。


そして他者、つまり「人」は私にとってずっと大切です。自分の為よりも、人の支えとなると思うと力が出る。でもそれはボランティア精神とは少し違う気がしています。人を通して人を知り自分を知るきっかけを頂いている様な…。やはり循環の様に、傷を克服し、人に寄り添い、自分を創るという事をさせて頂いているのだと思います。傷を乗り越えたら誇りになるのはこれまでの人生で何度も実感してきた事。それをどなたかの為に活かせますように。


ホロスコープ

akkiy☆さんに出して頂いた宿題から、自分のサビアンシンボルをピックアップしてお伝えすると「すごく良いサビアンばかりなので、ラッキーと思った方が良いです」と言って頂きました。

でも、だからこそラッキーで終わりでは無いのですよね。昔から思っている事ですが、安定していたり幸せであればこそ、余裕を持って、状況を見る事ができ、受け入れる土俵を作る事ができる。与える事ができる。そうして私だからこそできる事が発揮できる。

今は人生でも精神的にキッツい部分を自分に突きつけられてる時期だったので、その余裕が持てず、人の為に心が上手く働かない事がさらに苦しかったのです。

(でもね、本当は逆なんだ。安定してるから渡せるのではなく、渡すから安定していく。この循環が逆になって落ちていった事もこっそり添えておきます。…とは言え、無理な時は無理!)


その他

・海王と冥王のセクスタイルがあるので、感も鋭い分、色々なことを感じやすい体質
・山羊さんやお牛が現実に引き戻してくれ、一歩一歩あるっていこうかと言ってくれている感じがします

akkiy☆さんコメントより

とも言って頂きました。
納得。

キロンについて更に深掘り

ホロスコープ絵を貰った後も、少しキロンについて調べてみました。

本来、ホロスコープではあまりキロンをメインに見たりはしないみたい…?今回キロンに注目したのは私の状況などを踏まえた流れだと思います。

ホロスコープを調べていくと、どの星がどこに入るのかなどは周期によって決まる事がわかります。物事が偶然の様でいて、確実に星の影響を受けて立ち現われ、反応していることが面白い。キロンを調べる中で、

1976年5月29日~1976年10月13日
1977年3月29日~1983年6月19日
1983年11月30日~1984年4月11日
生まれのひとたちは牡牛座キロン世代。
2018〜2025年の間のどこかで嫌というほど向き合う事や意識改革がおこるのではないか

というものを発見。

まさに。

もしかしたら、コレをお読みの方の中にも当てはまる方は居るのではないかな。

事象は人それぞれ。人生の内で課題となるもの、痛みとなるものはそれぞれ。であると言うのに、例えるならよく言う「厄年」の様に、星回りによって性格やこだわり、周期や時期によって物事は立ち現れる。
まさにプログラミング。とっても納得がいくし、とっても不思議。


たまたま出会った情報の中で大切だなと思ったのは

癒せない傷もこの世界にはある、ということ。それを受け入れることが、癒しでもある。傷が示すテーマについて驚異的なレベルの感受性(受け入れる器)を身につけるという事なのです。

という言葉。傷は、受け入れられたいのですよね。受け止めてもらいたい。そうする事で癒やされる。


私はこの現象を用いて、感情を溢れさせている自覚があります。こんなにも正直に自分の感情を出した事は無いのではないかな。

出来事に対してだけでなく、これを機にこれまでの人生分の感情を出しているのかもしれない。だから、事象に対していつまでもしがみつき、抜け出せない。人生かけて自分が溜め込んだ分は、いつかは向き合い味合わなきゃいけないと思うので。今がきっとその時だ。

そして、感情は身体の痛みを伴うから辛く感じる事も実感しました。その痛みを避けるためには受容と意識改革が必要で、繰り返し繰り返し向き合っては少しずつ、1mmずつでも自己を変化させようとしている。が、長年掛けて作り上げたものはそう簡単に手放せずにいます。本当に1mmずつ進んでは戻り、進んでいる・・・。

長くなりましたので③はここまで。
個人的な内容にお付き合いくださりありがとうございます。


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