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みんなの俳句大会鶴亀杯

鶴亀杯。
今回の参加はとてもとても無理だと思っていました。メンタルが通常通りでは無くて。感覚が追いつかなくて。
宇宙杯の本当に終わり頃から、日々感情がグシャグシャになる事が身に起こり、自分を追いかけるのに必死で。

けれど鶴亀杯の投句記事に触れ、ふと、季語を見てみよう。と眺めていたら、ついつい季語を追いかけ、出てきてくれたので参加致しますっ。


只見ゆる我に浮かびし赤潮に
ただみゆるわれにうかびしあかしおに

日常に微かに纏う薫衣香
にちじょうにかすかにまとうくのえこう

川歪み目先に流る遊山船
かわゆがみめさきにながるゆさんぶね


多分、これまでの私では出てこなかった句達。
一句目は思いっきり内面。語るまでもなし。この現象が、今、これまで、そして、これからの私に必要だったのだと信じて、見ているところなのです。

二句目は、薫衣香の様に日常の中でささやかに護られている事を感じ、信じて、感謝と共に。
薫衣香(くのえこう)は天然香料を調合した、衣類の防虫用の匂袋のこと。身に付けている訳ではないのだけれど💦薫衣香に入っているだろう白檀の薫りは好きな薫りでもあったので。御守のような意識で。

三句目は実体験の様な。
この数カ月、かなりの頻度で仕事の休み時間に職場近くの川を眺めに散歩に行っておりました。様々な事を思い、暑さと、涙とで視界を揺らしながら、時折通り掛かる遊山船を眺めていました。
季語の中に遊山船を見つけて、その時の自分とは対象的な存在がなんだか良いなぁと思い。そして実際、身を焼くような暑さの日々で、それも含めて歪みと表現できればと。(解説しちゃだめじゃん)

と、三句勢いで出させて頂きます。
今、私、俳句を出せたんだ…!
と、喜びが大きいです。
今、本当に勢いでここまで出した…!

みんなの俳句大会はやっぱり大好きで、ワイワイ盛り上がっているのが嬉しい。幸せだ。
全然参加出来なかったけれど、馴染んだ顔ぶれが、日々企画をして盛り上げて盛り上がっているのを陰の陰ながら嬉しく見ておりました。皆様、おつかれさまですと、ありがとうを込めて。

とても稚拙な句だけれど、よろしくお願いします。

残りわずかな日々と、終わってからの更なるお祭り、引き続き心ばかりですが応援しておりますっっっ!!





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