誠実な人が良いという希望は男女ともに多いが、誠実とはなんなのかを考えてみる。 誠実とは、一人の人に脇目もふらずコミットすることだと思われがちだ。 ただ、現実をみると、脇目もふらず相手にコミットすることと、相手に見返りを期待することは必ずといっていいほどセットである。 その結果、相手は居心地が悪くなる。 相手を居心地悪くさせていたら、その「誠実さ」というのは、結果的にただの独りよがりな行動でしかなくなる構造を抱えている。 じゃあ、何が誠実なのかというと、相手の期待する
来年妹が赤ちゃんを産む予定なので、どうやったら勉強が好きになってくれるかを考えている(気が早すぎる)。 数学が苦手な人は多い。 自分も高校の時、数学が苦手だった。「数学者って何を考えているんだろう?」と思って、数学者・岡潔の『春宵十話』というエッセイを読んだことがある。 「数学とは情緒でするもの。情緒とは一輪の花を美しいと思う心」と書いてあった。 ちょっと意味がわからなかった。 ただ、数学の問題を解くときに、 「こういう結論だったら美しいかもしれない」 という方向に
自分の周りにはマッチングアプリをしている友人がいて、その人たちがブルーになっていることが多い。 そこで、経済学のゲーム理論を用いて何が起こっているのか?/もっと生産的な使い方はないのか?を考えてみました。 以下、得られる幸福度を数字で表しています。 ◯マッチングアプリで起こっていること 2人のプレーヤーがいるとします。 縁を切る利得=0 相手を裏切ってもっと良い人と付き合える利得=2 付き合う利得=1 と設定します。 ※(0,1)(1,0)は現実では成立しません
賢い人がポジションをすぐに明確にしない傾向にあるのは、これがあるからだと気付いた。 ----------------------------- 今日、自分は習いごとの先生(70代女性)のお家に伺ってお喋りしていた。 先生は大学を卒業後、花嫁修行をしたあとにご家庭に入られて、趣味としてその道を究めている。 私はその生き方を以前から少しうらやましいなと思っていた。共働きが当たり前になった現代だからこそ、専業主婦という結婚の形は眩しくうつる。 それに、ご年配といえる年齢な
最近、「きみのお金は誰のため」という本を読んだ。 著者の田内学さんは、ゴールドマンサックス証券の金利トレーダーをしていた人で、GS証券時代はよく同僚に「マスハラ」(math harassment=突然数学の論理クイズを出すこと)をしていたそうだ。 彼が東大理Ⅲ生にマスハラする動画が非常に面白かった。 ふと、この動画に出てくる問題がChatGPTに解けるのか気になったのでマスハラしてみました。 ◯5種類のガチャ問題 「5種類フィギュアが出るガチャがある。1回あたり10