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本の紹介

私が選んだ本は「自衛隊装備年図鑑」である。父が航空自衛隊で働いていて小さいころから自衛隊になじみがあったためこの本に興味を持ち宿題に取り組もうと思った。この本は1992年から毎年新しいものが出ていて北星の図書館にあったのは〇冊であった。その中でも私が生まれた年の2004-2005年のものを読んでみて、この本には陸海空それぞれの軍での戦車や銃、船、飛行機など一つ一つの特徴や性能などが詳しく書いてあることにとても感動した。自衛隊の武器の情報がこんなに詳しく記載されていると、ほかの国に日本の武装力が知られてしまうのではないかと心配になる程だ。たくさんの装備の中から私が特に興味を持ったのは父が整備に関わっていた特別輸送機だ。特別輸送機の主な用途は内閣総理大臣などの容認の輸送の際にも供するほか、必要に応じて緊急時の在外邦人などの輸送である。2004年では B-747-400 というモデルであり最高飛行距離は約13000km、最高速度マッハ0.85でありエンジンは4基搭載されている。現在使用されているB-777-300ERと比較すると、最高飛行距離は約1000km、最高速度はマッハ0.04少ないことがわかった。数字ではあまりよくわからないが2004年当時の機体は燃費があまりよくなくまた、エンジンも多く搭載しているので環境に配慮されていないことがわかった。他にも機上機械類がとても大型でこの18年間で様々な面が改良されたことがわかった。この「自衛隊装備年図鑑」では、自衛隊好きの私にとって現在の改良されて機能的になった装備ではなく、過去の原始的な装備について特徴や用途などを詳しく知ることができるとても魅了的な本であった。古き良き自衛隊を知るきっかけにもなるだろう。

2004-2005自衛隊装備図鑑
編著者 朝雲新聞社編集局   発行所 朝雲新聞社


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