20年前の日清のCM

https://note.com/preview/ncf0a64511597?prev_access_key=c359dabeeb68afd07aa66bfa824b7360

前回では
上記の記事で2000年ごろの日清のCMでは外国人を多く出演させていることがわかった。

変化の説明
私はこのCMの変化を、グローバル化が進んでいた2000年代で外国人をCMに採用することで流行の先端、斬新さを表現していたのではないかと考えた。
そこで日本の輸出入額の変化について比較してみる。

日本の輸入額の変化(キッズすたっと)
日本の輸出額の変化(キッズすたっと)

上記のグラフを見てわかるように2003年ごろから徐々に輸出入ともに増加していることがわかる。これは国際化の先駆けを狙ったといっても間違っていないだろう。

また、外国人を日本で見かけることが少なかったのかという点で在留日本人の人口を比較してみると、2000年ごろの海外在留邦人はまだ現在より5万人近く少ないことがわかる。

性別海外在留日本人人口(人口統計資料集)

以上のことから国際化・グローバル化が始まりだした2000年代、現在よりも海外の情報を手軽に入手できない2000年代では外国人が出演しているCMが珍しく視聴者の目に留まりやすかったことがわかる。

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