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人生の意味は、真実と喜びと愛の中にある。

アナスタシア1

p156  子どもたちの真の教師は?

から抜粋させていただきます。😊


私はアナスタシアに、植物のある庭や畑が~その植物が特別な方法で植えられ、人間と交信する状態にあったとして~どのように育児に役立つかをたずねてみた。
子どもたちに自然の愛をしみこませることがいちばん大切、というような答えが返ってくるだろうと思っていたが、彼女の答えはちがっていた。
その論理の簡潔さと、哲学的思考の深遠さに私はあらためて驚かされた。

「自然界と宇宙の意識は、あらたに生まれた赤ちゃんを、自主独立した君主、王として認識する。
彼は天使のように純粋でしみひとつない存在。
まだ宇宙とつながり、開いたままの種に、宇宙は膨大な量の情報を奔流のように与える。

だからあらたに生まれた赤ちゃんには、神にも似た、宇宙で最も賢い存在になれる能力が備わっている。

赤ちゃんは両親に幸せと恩恵をもたらすのにほとんど時間を要しないし、宇宙の本質と人間存在の意味について気づくのに、地上に生まれてから九年間しか必要としない。
そして、この気づきに必要なものはすべて存在している。

両親のやるべきことはただひとつ、純粋で自然なこの宇宙のことを彼にねじ曲げて伝えたり、宇宙の最も完璧な創造物から彼を切り離したりしないこと、ただそれだけ。

でも、技術優先の世界は両親にそうさせない。
赤ちゃんが生まれて最初に目にするものは何だと思う?
まず天井、次に自分の寝ている小さなベッドの柵、何枚かの布切れ、そして壁。
つまり技術優先社会の中でつくられた人工的な世界に属するもの。
そしてこういった世界の中に、赤ちゃんは自分の母と、母の乳房を見つけ、これがあるべき世界の姿見なのだなと思いこんでしまう。
両親が微笑みながら、カタカタ、キーキーと音を出す物体やおもちゃを、まるで何か貴重な宝物のように彼のところにもってくる。
どうして?
赤ちゃんをどうしてカタカタ鳴ったり、キーキー言ったりするのか、長い間考えることになる。

彼はこれを意識と無意識、双方の領域で考えようとする。

両親が再び満面の微笑みでやってきて、彼を何やら布のようなものに包みこもうとする。
彼はすごく居心地が悪いと感じて抵抗し、衣類を取りはらって自由になろうとするけれど、その試みは失敗に終わる。
彼ができる唯一の方法は、泣き叫ぶことだけ。
こうして彼は抵抗して泣き、助けを求めて泣き、憤慨して泣くようになる。
そのときから、天使であり王であるはずの彼は、まるで慈悲を乞う乞食や奴隷のような姿になってしまう。
こうして赤ちゃんには、人工的な世界が生みだしたさまざまな物が次から次へと与えられる。
新しいおもちゃや新しい服が、最良の、喜ばしいものとして。
このようにして両親は、これらの物が、彼が生まれてきた世界で最も大切なものだと、自ら彼に教えている。

彼はまだ小さいけれど、すでにこの宇宙で最も完璧な存在。
それなのに両親はまるで不完全な存在であるかのように彼を扱い、赤ちゃん言葉で話しかける。
教育がなされているはずの施設においても、教師たちは再び、子どもたちに技術優先の世界の価値について教えこむ。
やっと彼が九歳近くなった頃、両親は自然界の存在について、もののついでのように話す。
まるでそれが、何かほかの大切なもの~人工のもの~の付録であるかのように。

ほとんどの人が、真実に目覚めることができないまま、人生を終える日を迎えてしまう。
人生の意味は何かという、単純な問いにたいする答えを、ついに得ることなく。

人生の意味は、真実と喜びと愛の中にある。

自然界によって育てられた九歳の子どもは、あなたがたの世界の科学施設や、社会で認められた科学者たちよりも、ずっと正確に、宇宙について知っている」

「ちょっと待って、アナスタシア。
きみは自然に関する知識のことを言っているんだね?
もし彼がきみと同じ暮らし方をしたらということになら、納得がいく。
だけど、現代人は~良いか悪いかは別として
~きみが言うところの技術優先の世界に生きることを余儀なくされているんだ。
きみの提案どおりに育てられた人間は、自然については豊かな知識と感性をもっていると思う。
だけど、ほかのことに関してはまったくの無知だろうね。
数学とか物理とか化学とか、そういった科学の分野もあるし、われわれの生活と社会現象に関する基本的な知識についてもまったく知らないということになるね」

「ひとたび宇宙の本質を知った人間にとって、そういうことはすべて取るに足らないこと。
もし彼が科学のある分野で成功することを望んだり、その必要があると感じるなら、彼は、宇宙の根本について知らないまま研究を続けてきた人たちを、いともたやすく超えてしまう」

「どうしてそんなことが言えるんだい?」

「技術優先の世界に住む人間は、いまだかつて自然界がもっていないものを発明したことがないの。
人間のつくった、どんな完成された機械も、すでに自然界に存在するものの不十分な
模倣にすぎない」

....................

「あなたがたの世界での子育ての状況についてはもうすでに私の心にイメージを型どってあって、ある家庭にやるべきことのヒントを送ったことがあるの。
けれど、彼らは大事なポイントを理解できなくて、子どもによけいな質問をしていた。
その子は非常に純粋で能力も高くて、地上に住む人々に多くの福をもたらす存在になりうる子だった。
でも、その子の両親は、三歳になったわが子を自分たちのダーチャに連れていくときに、彼のお気に入りのおもちゃ、つまり、宇宙の本当の優先順位を乱す、人工のおもちゃをもっていってしまった。

両親がそれさえしなかったら!

その子はまちがいなく、人間のつくった物体との無意味な、場合によってはむしろ有害な接触よりも、はるかに面白く興味深い、自然の中の何かに心を占領され、愉しんだはず。

何よりもまず、子どもに何かを手伝うように頼むことが大切。

ただ、頼むときは真剣に頼むこと。

なぜなら彼は本当にあなたを助けてくれるから。

たとえば種蒔きのときに、蒔く種をもっているようにとか、苗床をくわで耕すようにとか、くぼみ~あらかじめ掘っておいて~に種をおくようにとか、いろいろお願いする。
そして作業をする間、今何をしているかを彼に話す。

たとえば、『今、土に種を蒔いて、その種に土をかぶせているところだよ。
暖かい太陽の陽射しが土を温めてくれるから、種は温まって大きくなりはじめるよ、
そのうち種は暖かい太陽をひと目観たくなって、土の中から、ほら、こうして緑の新芽をのぞかせるんだ』、こんなふうに。
そして、ここで彼に地面に生え出ている草の葉の一枚をみせながら、
『もしこの新芽が太陽のことを好きなら、どんどん大きくなってこの葉っぱのようになって、もっとどんどん大きくなって木になったり、それより少し小さい花になったりするんだ。
それから、おいしい果物にもなってほしい、私はそう思っているんだよ。
きみも好きだったら食べられるし、その新芽はきみのために果物になる準備をしてくれているんだ』と話してあげる。

子どもを連れて庭に出るたびに、あるいは毎朝彼が起きたときに、彼にはぜひ、新芽が出ているかどうかを見に行かせて。
新芽が出ているのをあなたが見つけたときは、思いっきり喜んで、その姿を彼に見せてほしい。

種の代わりに苗木を植える場合も、子どもに何をしているのかを説明しなければいけない。

トマトの苗木を移植するときは、彼に苗木を一本ずつあなたのところにもってこさせる。
もし彼がまちがって茎を折ってしまったら、折れた茎をあなたの両手で受けとって、『これは折れているから、このまま元気に育って私たちのためにトマトを実らせてくれることはないと思うけど、いちおう植えておこう』と言うの。
こうして折れたものを少なくとも一本、ほかの元気なものと一緒に植えておく。
数日後に、彼を連れていって、育ちはしめているトマトの木と、折れた茎がしおれているのとを両方見せて、しおれているのは、植えるときに折れていた茎だということを思い出させる。

このとき、決して教えこむような説教調で言わないこと。

彼とあなたは同等の立場だということを意識した話し方をする。

彼はある意味であなたよりずっと優れていることを、決して忘れてはいけない。

たとえば、彼の意図はあなたよりずっと純粋。

彼は天使よ。

あなたがこのことを本当の意味で理解できれば、育児において直感的に動けるようになって、子どもはいつもあなたに無上の幸せを運ぶ人になる。

あなたが星空の下て休むとき、子どもを一緒に連れていって、あなたの隣に休ませて星空を見せてあげて。
そのとき惑星の名前を説明したりしないこと。
あなたが理解している星の紀元とか運命とか、そういうことも話してはいけない。

なぜなら、あなたは本当の意味でそれらについて何も知ってはいないし、あなたの頭のなかにあるドグマ、定説のようなものは、子どもを真実から遠ざけるだけだから。

彼の潜在意識は真実を知っていて、それが彼の顕在意識に浸透してくる。

あなたはただ、自分は星空を眺めるのが好きだと言えばいい。
どの星がいちばん好きかとたずねてもいいわ。

一般的にいって、親が子どもにどんな質問の仕方をするかはとても重要。

子どもに種蒔きなどを手伝わせた翌年は、彼専用の苗床を与えて準備し、彼がそこでやりたいことを全部できるようにさせてあげて。

そのときにこうしなさい、ああしなさいと強制したり、彼がやったことを手直ししたりしないこと。

ただ彼に何をしたいか聞いて、必ず彼の許可を得てから手伝ってあげる。

穀物を植えるときは、彼の小さな手から穀粒を放らせてあげて」

「わかった、だが....」と、私は疑念を隠しもせずにいった。
「たぶん、そういうふうにすれば、その子は植物にたいする関心を深めて立派な農業従事者になるだろうね。
でもそのほかの分野における知識はどこで獲得するんだい?」

「『どこで』ってどういう意味?
大事なのは、枯れがたんにどの植物かどう生まれ成長するかを知ったり感じたりするようになるだけでなく、ものごとを深く考えたり分析したりするようになるということ。

こうした作業が脳細胞を目覚めさせ、彼の全生涯をとおして働きつづけるの。
だから彼は、こういった脳細胞が眠ったままでいる人々よりもずっと賢い、才能豊かな人間に成長していく。

あなたがたの世界での進歩発展という観点から見ても、彼はいかなる分野においても誰にも負けないけれど、何よりも、その意図が純粋だから、誰よりも幸運に恵まれる。

彼は惑星たちと交信することで新しい情報をどんどん受けとったり、交換したりできる。
惑星からの情報は、まず彼の潜在意識に取りこまれ、そこからどんどん新しい考えや発見という形で顕在意識に現れてくる。

外見上彼はふつうの人と何の変わりもないけれど、その内面はずいぶんちがっている

こうした人々を、あなたがたは天才と呼ぶ」


以上です。😊



〉人生の意味は、真実と喜びと愛の中ある。

真実を追及すること。

喜びに溢れて楽しく生きること。

愛や思いやりの心を持って行動すること。


〉そのときにこうしなさい、ああしなさいと強制したり、彼がやったことを手直ししたりしないこと。

これはとてもよく解ります。
これをされると意欲がなくなったり、傷ついたりして信頼を無くすことになります。
どんな人に対してもこれはやっちゃいけないことです。

尊重すること。
待つこと、許可を得ること。


〉意図が純粋だから、誰よりも幸運に恵まれる。

どういう意図があってそうするのか。

人の幸せ💓に繋がること。
地球🌏️や宇宙を創った神の本質が愛💓だから。

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