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人が自分を宇宙の中の小さな一部のように感じると、その瞬間、宇宙は歓喜して、彼のために何でもしようという態勢になる。そしてその人が考えていることを現実化するべく働いてくれる。

アナスタシア1
p147  満点の星を映す湖で
から抜粋させていただきます。😊

....................「私が生まれたとき、母は私を湖の水で洗った。
水というのはとても、とても重要なの。
水は、宇宙に存在し、生きているすべてのものの中に含まれているでしょう。
生命の水には、宇宙における生命の創造についてのすべての情報が含まれているし、人間からほとばしり出たあらゆる思考や思いも含まれている。
水は人間の感情を読みとり、それに反応する

....................

「ウラジーミル、私は人が初めてこの世界に生を享(う)けた世の始まりのときから現在まで、どのように生きてきたかを知りたいの。
彼らがいつ、何歳のとき、どの瞬間にいちばん幸せだったか、何が彼らに最高の幸せをもたらしたのか、それをはっきり知るために。
そうしてそれを、今を生きる人々に話したいの。
彼らの幸せと、子どもたちの幸せのために」

「だけど、何世紀も前に生きていた人々の行ないを知ることなんて、本当にできるのかい?」

「できるのよ、ウラジーミル。
子どもは成長するにつれて、外見だけでなくその内面も両親に似てくるけれど、それだけじゃなくて、最初に創られた人間にも似てくるの。
彼と同じ血をもち、記憶の奥深くに、創造のはじめからのすべての情報を携えている。
ただ、それらの情報につれて考えようとしないだけ。
もし、思い出そうと努めれば、すべてを思い出せる」

「思い出せるとしても、その人の先祖に関しての記憶だけだろう?」

「もちろんよ、ウラジーミル。
彼の先祖をとおしてその前の先祖たちの情報がくる。
私の細胞の中の記憶は、私以外の誰でもなく、私の遠い先祖たちの人生の場面を見せてくれる」

アナスタシアはこう言うと立ちあがって湖に走りより、水に触って私のほうを振り返った。

「だけど、水はすべての人の過去を知っている。
水は宇宙の中で起こったすべてのこと、すべての人々に関する情報をもっている。
そして水は、私がそれを見るのを助けてくれる。
私が湖の真ん中、水の中で考えるとき、水は私と一緒に考え、見るべき光景を探しだしてくれる。
水はすべての惑星で起こっていることを走査する力ももっている。
なぜなら水はどこにでも存在するから。
星たちは湖に映っていて、私の目にも映っている。
そのとき、私と星はひとつになって、私は宇宙のすべての情報にアクセスできる。
なぜならその瞬間、私は宇宙の中のちいさな一部になったように感じるから。
人が自分を宇宙の小さな一部のように感じると、その瞬間、宇宙は歓喜して、彼のために何でもしようという態勢になる。
そしてその人が考えていることを現実化するべく働いてくれる」

アナスタシアが宇宙や星や水について、確信に満ちて静かに話すのを聞きながら私は思った。

「タイガに住む若く美しい女性アナスタシア。
彼女は今日の技術優先の世界でわれわれが抱えている日常の悩みや問題にはまったくわずらわされていない。
おそらくそれは彼女の宇宙に関する考え方や見解が、われわれとは格段にちがうからだ。
こんなにも確信に満ちて、自分の宇宙観、世界観について話す彼女に、私の疑念をぶつけるのはなんとも大人げないことだ」

....................

「水の癒しの特性を体験したいなら、自分にとっていちばんおいしい水が湧きでている泉を見つけるの。
その水を家にもち帰って、器に入れて、凍らせる。
そして毎晩、一日に必要な量の水を、ちょっと見栄えのする器に入れてテーブルの上におく。
器の下にはできればグリーンの布を敷いて。
寝る前に、その水に向かって何か良い言葉をかけてあげるか、あるいは、黙ってやさしい思いをそそいであげる。
部屋は暖かすぎないように。
水の中に少し氷が残っている状態にする。
もし氷がなくなっていたら、寒いところにおいてある氷を少し入れて。
氷を少しお湯に入れたり、熱いお茶菓子入れるのもいいの。
氷が溶けていくときに、やさしさをもって水のことを考えて。
そして素敵な言葉をかけてあげる。
生きものにたいするように。
氷が溶けた水に杉のオイルを一滴たらしてもいい。
水の量が多くても少なくても、その一滴で情報が水全体に広がるの。
この情報が、とても大切。
寝る前に、その器の水をゆっくりとまぜるようにして、そこに息を吹きかける。
翌朝起きたら、水に向かって『おはよう!』と挨拶する。
その水を、ゆっくりと、ほんの少し、すするように飲むといい。
その水で顔も洗うといいわ。
もしあなたの体内に何か病気があれば、水はそれを癒しはじめ、完璧に治してしまう。
あなたは三日で体調がよくなったと感じる。
九十九日間この水を使えば、どんな重い病気も、あなたの体から抜けていく。
そして顔の肌も、見ちがえるほどきれいになる。
体をもっと若返らせて、頭の回転ももっと速くしたいと思うなら、水だけでなく、杉のオイルを朝と昼と夕暮れどきにひとススリずつして、いろいろなハーブや花粉からの蜜を好きな量だけとる。
水にはまぜないようにして。
これを三十日間続けたら、頭の回転が速くなり、身体も若返る」

....................

「水が教えてくれた」とアナスタシアは言って、笑いはじめ、何かにはじかれたように嬉しそうにくるくるとまわりはじめた。
それから動きを止め、真面目な表情に戻ってつけ加えた。

「それに、星にも教わった」


以上です。😊


きれいな井戸水や湧水などを汲んできて、冷蔵庫で凍らせ、
見栄えのよい器に入れて、グリーンの布の上に置き、
寝る前に、その水に向かって何か良い言葉をかけてあげるか、黙って優しい思いをそそいであげる。
部屋は暖かすぎないように。
水の中に少し氷が残っている状態にする。
氷がなくなったら、冷蔵庫の氷を少し入れて。
氷をお湯に入れたり、熱いお茶に入れてもよい。
氷が溶けていくときに、やさしさを出す水のことを考えて。
そして素敵な言葉をかけてあげる。
生きものにたいするように。
寝る前に、その器の水をゆっくりとまぜるようにして、そこに息を吹きかける。
翌朝起きたら、水に向かって『おはよう!』と挨拶をする。
その水で、ゆっくりと、ほんの少し、すするように飲むといい。
その水で顔も洗うといい。

私は有り難いことにきれいな井戸水を汲んできていますので、これくらいはできそうです。
明日、氷を作ってやってみようと思います。

とりあえず、水を飲むときに、素敵な言葉をかけたり、感謝していただことはできますから、良かったらみなさんもやってみてはいかがでしょうか。😊

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