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病気は、偉大なる知性~神~との、コミュニケーションのひとつの手段、ひとつの仕組み。

響き渡るシベリア杉シリーズ アナスタシア2
から抜粋させていただきます。😊

p46  プライベートな対話
「肉身の病は人間の感情が味わう苦痛にくらべれば、とるに足らないものなのだと、その時私は悟った。
でも、その当時、私はまだ魂を癒すことはできず、それが可能ならその方法を知りたいと思った。
今はそれが可能であることを知っている。
私はまた、肉身の病が生じるのは、自然からの離脱や、自らに許している暗い気持ちのせいばかりではないことに気がついた。
もっと大きな苦痛にたいして警告を発したり、その苦痛から救出するための仕組みとして働くこともあると知った。
病気は、偉大なる知性~神~と人間との、コミュニケーションのひとつの手段、ひとつの仕組み。
人間の苦痛は神の苦痛だけれど、ほかに方法がない。
たとえば、『あなたにとって良くないものを、なんでもかんでも腹の中に放り込むな』と、どうやってあなたに伝えられると思う?
そもそも、あなたが知性の声を聞こうとしない。
そこで知性は、痛みをとおしてあなたがたに語りかける。
でも、あなたがたは鎮痛剤を飲んで痛みを止め、また同じ自分のやり方を繰り返す」

「じゃあ、きみは結局、人は体調を崩しても、治してもらったり助けてもらったりしないほうかいいと思っているのかい?」

「助けは必要よ。
でも、なにより、病気の根本的な原因についての正確な理解にもとづいた助けじゃないといけない。
偉大なる知性~神~が人に伝えようとしていることを、本人が理解できるように助けること、それが最も大切。
でも、これはとても難しく、人はここでまちがいを犯しやすい。
結局、痛みは、お互いをよく知っている者同士のプライベートな対話。
第三者の介入はしばしばよい結果よりも悪い結果を招く」

「それじゃあ、なぜきみは、私の病気を追い出したんだい?
きみは私に害を与えたって言ってるのかい?」

「あなたがライフスタイルや、自分の周囲と自分自身にたいする姿勢を変えない限り、つまり、あなたの習慣をいくつか変えない限り、あなたの病気はすべて戻ってくる。
そういうものがあなたの病気の原因だから。
私はあなたの魂を害することは何もしていない」

「..............
もし、あなたが、ただお金もうけではなくて、本当に人々と自分自身を助けたいと思っているなら、自分で自分のさまざまな病を治す方法を教えるわ。
これは、第三者が他人の運命に干渉するときに生まれがちな、望ましくない結果を伴わないし。
もしあなたがききたいなら...」

「聞くしかないだろう。
いずれにせよ、きみの考えを変えることなどできないんだ。話して」

「人間の体に生じる病にはいくつかの主な理由がある。
たとえば、有害な気持ちや感情、不自然な食事の日課、食べるものの成分、長期および短期の目標の欠如、自分の本質と目的についての誤った考え。
人はポジティブな気持ちといろいろな植物を用いて体の病に対抗できるし、同様に、自分自身の本質と目的について再考することによって、自分の体と精神状態を変える多くのことをなしうる。
あなたがたの世界にあって、人と植物との間の失われたつながりを取り戻す方法については、すでにあなたに伝えたし、こうした植物との個人的、直接的な交流をとおして、ほかのすべてのものごとへの理解がよりたやすくなることも伝えたわ。
愛の光線は、あなたに近い誰かの中にある多くの病も癒すことができるし、その人の周りに愛の次元空間を創出することによって、その人の寿命さえ延ばすことができる。
でも人は、自身の内からポジティブな気持ちを呼び起こせていれば、その気持ちの助けによって、自分自身の痛みを和らげ、自分の体の病を治し、毒を無力にもできる」

「『呼び起こす』ってどういう意味?
それと、歯が痛かったり腹が痛かったりするときに、どうやってポジティブに考えられるんだい?」

「純粋で鮮明な瞬間とポジティブな気持ちは、守護天使のように、痛みと病を打ち負かす」

「癒しをもたらすポジティブな気持ちか。
でも、もしある人が、それを呼び起こすのに十分なほど純粋で鮮明な瞬間をもっていなかったら、どうすればいいんだい?」

「即座にそれを出現させる何かを考えつかないといけない。
そういったものは、あなたのまわりにいる人々が、なんらかの愛をもって接してくれるときに現れる。
行動を起こして、そのようにな状態を創り出すこと。
周りの人々にたいするあなたの行動で、それを創出する。
そうしないと、あなたの守護天使はあなたを助けることができない」

「私に純粋で鮮明な瞬間とポジティブな気持ちがあるのかどうかわからないし、それがどのくらい強いのかもわからない。
どうしたらそれを呼べるんだい?」

「思い出のたすけを借りればできる。
あなたの過去の中から、幸せで楽しい思い出を取り出す。
それを利用して、そのときあなたが感じていま、感謝に溢れた温かい気持ちをよみがえらせるの。
今ここで試してみたい?
お手伝いするからやってみて」

「ああ、わかったよ。
試してみるか」

「どうぞ、草の上に横になって。
リラックスしてね。
今のこの瞬間からはじめて、どんどん過去にさかのぼっていく。
子どものころのことを思い出して、またこの現在まで戻ってくる。
あなたは即座に、最も輝かしく楽しかった瞬間と、そのときの感覚を思い出せるはずよ」
....................

以上、続く🌲

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