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散る chill ちる 満ちる
きょうは一気に桜も満開。
お花見日和の日曜日。
そして散る。一瞬の儚さよ。
心躍るようでその儚さゆえ、
楽しみの奥に慈しみさえおぼえます。
どちらかといえば
chill out。
「チルする」
まったり、する方が、
しっくりくる42歳の桜の時です。
ふと、「ちる」のつく
言葉を空でかぞえてみたんです。
落ちる
朽ちる
ケチる
とちる
なんだか
あんまりポジティブじゃないんですよね。
散るって、やっぱり儚いんです。
でもいっこだけ、みつけました。
「満ちる」
これでぜんぶ、ひっくり返っちゃうくらいの
夢ある言葉。
希望に満ちる。
1 一定の枠、空間や限界を越えそうになるほどいっぱいになる。あふれる。「会場は熱気に—・ちている」「香りが部屋に—・ちる」「危険に—・ちた戦線」
2 ある感情・気持ちなどがいっぱいにゆきわたる。「希望に—・ちた青春」「敵意に—・ちる」
3 整って欠けたところがなくなる。特に、満月になる。「月が—・ちる」⇔欠ける。
4 海面の水位が最も高くなる。満潮になる。「潮が—・ちる」
5 決められた期間・期限に達する。一定の期間が終わる。「任期が—・ちる」「月が—・ちて子供が生まれる」
空間や、限界を越えそうになるほど。
ある感情・気持ちがいっぱいにゆきわたる。
たぶん、きっと、
どこまでいっても満たされない。
人間だから。欲もある。
ただ、いま、
満ちていること。
満たされていることに気づくこと。
満たしにいく春のはじまり。
散ることもまた、満ちるための1ページ。
きょうからnote4ヶ月目。
また新鮮な気持ちで、初心にかえります。
あしたはきっと、日本全国始業式。
満ちる春に。
今日もまた
いつものように、
お読みいただきありがとうございます。
写真のように、
あえて桜の花で満ちていないくらいの
ゆったり感。
チル感? もいいですね。
道は続く。