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狭いことから、書けばいい


書くことは、世界を狭くすることだ。

「読みたいことを、書けばいい」田中泰延さん


最初これを、見た、時は、

ん?

ってなりました。
広がるのとちゃうのかーっと。

「午前4時の」
「大阪の」
「マクドで」

った書き始めたら、もうそこは、
イッツアスモールワールド。

「その他」

になる
「午後」
「ブラジルの」
「カーニバル」な世界とかは
どんどん排除されていく世界。

というようなことが書かれてあり、
たしかに、と。

あなたは世界のどこかに、
小さな穴を掘るように、
小さな旗を立てるように、
書けばいい。すると、だれかがいつか、
そこを通る。
書くことは世界を狭くすることだ。
しかし、その小さななにかが、
あくまで結果として、
あなたの世界を広くしてくれる。

同上

「小さな穴を、掘ればいい」

そうか、むしろ、
狭く、狭く、捉えていいんだ。

いきなり大風呂敷を、世界に広げなくていいし
過去今未来の長い時間軸でいかなくていいし。


「狭いことから、書けばいい」

なぜなら、

「だれかがいつか、そこを通る」

から。

だれかのために、
万人のために、
だれしもが共感するような、
大きな穴だと、
穴にいることさえ気づかれない、
通り過ぎられてしまう、
小さな世界。

自分が仕掛けた小さな穴を、
だれかが「ミッケ」てくれたとき、
その快感は、
かくれんぼに似ている。

小さく産んで、大きく育てる。

less is more.

視野が狭いことはあかんとおもってたけど、
いいこともあるんだな。

今日もお読みいただきありがとうございます

朝4時台にマクドについて、
大雨だったので、ちょっと雨宿りのつもりで
入ったやねは、
ドライブスルーだった。

ウォーキングスルーできるんだろうか、
とか思ったり。

高さ2.7m制限なら、
背の高いトラックは、
ドライブスルーできひんのか、とか。

そんな狭い空間の中で、雨の中で、
世界は広がります。



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