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絆とは何か
「絆」ーきずな。
いいこと。だと思ってたんですね。
でも、どこか違和感のようかものも、
あって。
絆は人間にとってやっかいなものか
〈絆〉という言葉を辞書で引いてみる。
『広辞苑』にはこう出ている。
①馬、犬、鷹など、動物をつなぎとめる綱
②断つに忍びない恩愛。離れがたい情実。ほだし。係累。繋縛。
なんだか、
あんまりいい感じがしない笑
さらに
ほだし
①馬の脚などをつなぐなわ。
②足かせや手かせ
③自由を束縛するもの
ますます、あんまり良くない感じ笑
さらにさらに、
もともと「絆」は、「牛や馬などの足をつなぐ縄」の意味がありました。 「攀」の「つなぎとめる」の意味をもつようになったとする説や「半=牛」を表すとする説などがあり、これに「糸」を合わせて「(牛を)つなぐ縄」を表現したことに由来します。
「つなぎとめる」
ますます、よくないかんじ。漢字。
肉親、家族、そして家。
いま私たちは、少しずつそういうものから離れつつあるようだ。
それは個の確立ということでもあり、
同時に個の孤立ということでもある。
私は〈家〉は嫌いだが、肉親、家族の感情からは、まだどうしても自由になれないところがある。
絆とは言うに言えない不合理なものであり、
その不合理ゆえに重く、また深い。
と、思うことにした時に。
絆は、必ずしもよいことばかりでない
意味をふくんでいる、としたときに。
気持ちはすこし、楽になる。
絆、至上主義でなくていいし、
そこには、必ず「両面」があると思えたら。
気持ちは少し、ラクになる。
それは、肉親ださえ。
絆とは、バランス。
そう思えたら、
目的は、絆を築く事でない。
ともいえる。
求めつつ、求めないバランス。
それくらいで、きっとちょうどいい。
今日もお読みいただきありがとうございます
写真は今日の月です。
月だけだと月だけど、
その横の雲がなんとも言えず
引き立てる月。
結局、月は照らされて月になり。
添えられることで月になる。
人も、そうかもしれません。
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