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人参の間引きと“てんとう虫“

にんじん作業

昨日、スイカの剪定や【ししとう】の支柱止めに圃場の草取りなど畑作業をした。
その作業の中で、人参の間引き作業は特にしんどかった。
2度目の間引き。
しかも、人参栽培は今年初挑戦。
発芽が成功すれば、後は何とやら…。
で、心配に心配を重ね、無事発芽に成功したのはいいけどその後のこの『間引き』作業のしんどさは予想外だった。

まず、姿勢がしんどい。
ヤンキー座りでひたすら作業。

(余談・・・随分前に今の若者は“ヤンキー座り”ができない?と言うような記事を読んだことがあった…本当だろうか?和式トイレの使用も困難とか、そもそも和式での用の足し方も分からんとか…。そういえば、和式使用時は“ヤンキー座り”で用を足す。和式の需要も使用も減少ないし全くない場所で育った子供においては、確かにそんなスタイルをする場はそうそうないか、、、。時代を感じる。)

余談はさておき、次に選別がしんどい。
種を1粒ずつ蒔いたのではなく、一列に線を引きバラバラと蒔いていったので種同士の間幅などはなく発芽し成長しているので、食す部分の実を太らせる為にも十分な間幅が必要となってくる。
その為に、ギュウギュウに発芽し成長している人参の葉たちを、大きく育つであろう葉を残しその他を『間引く』(引き抜く)作業をしていく。

かわいそう。
こんなにも沢山発芽し葉を茂らせ始めているのに。
まっさか、ここまで上手く発芽できていい感じで成長してくれると思っていなかったので、間引き作業に苦しむ。
そして、1回目も2回目も抜いた中から良さそうなモノ達を復活の儀へ送り出す。
(空きのスペースへの再定植)

そして思う。
次栽培からは、絶対こんな種の撒き方はしない!
1粒ないし2粒を撒き、はなっから『間引き』作業をしない体で間幅を🐤🦜(←こんなんばっかり出てくる…)取り種まきをする!
と、心に決めた。

もちろん『間引いた』葉たちは食せるが、自分的にはだったら葉ではなく実、人参として食したい!と強く思った。
空きスペースがもっと広大にあれば、間違いなく“復活の儀”へ多くのモノ達を送り出していたことだろう。
悔やまるる。
色んな人参栽培の方法を見聞きし、その中から自分がやりたい・やりやすい方法を選んで実践。
どんな事でも途中で気付く、最初に大変でもしっかり手を掛け丁寧に事を進めていれば、後々の作業がスムーズとなる。
全てがそうという訳ではないにしろ、自分にとっては往々にしてそうだ。
先に苦を積み、後に楽をするか?
先に楽をし、後に苦を受けるか?

どうしても、最初に“楽”をしがち。
反省点でもあり、人参栽培での勉強にもなった。

ちっさい、てんとう虫?

そして、間引き中に『てんとう虫』を発見。
実は、圃場内ではあんまりというか、ほぼ『てんとう虫』を見かけない。
圃場周りや家周りの雑草刈り作業時に見かける程度。
(見かけた際には、一声二声かけそっと他の場所へ移動)
おそらく、【ししとう栽培】で使用している“白黒マルチ”(畝を覆うシート)の“白”色がアブラムシを寄せ付けない働きをしている為かと。

人参定植した畝は、ニンニク栽培の跡地であり、穴あき黒マルチを使用。
だからなのか。
最初に『てんとう虫』を見付けた時は、フォルムの可愛さと作物には益虫という事もあり、カメムシとは大違いの対応をしたのだが、よくよくその葉を見てみると…
「!!!!!」
なんと、アブラムシがギッチリいるではないか!!
「そうか、益虫。てんとう虫がいる所にアブラムシありか…」
と気付き、その葉は即撤去。

『てんとう虫』の食料は無くなったが、教えてくれてサンキュー!
の画像が、タイトル画像。

そうして、間引き作業を再開していたら
「!!??」
小さな、小さな『てんとう虫??』の様な虫を発見!

周りにアブラムシは見付からず
ずっと葉の裏側に隠れている
よく知る『てんとう虫』とは模様が違う

最初は
「わぁ!!てんとう虫の赤ちゃんだ!!」
と、思っていた。
なんせ大きさは、よく知る『ナナホシテントウ』の1/3程の大きさ。
そして、この子を見付ける少し前に『ナナホシテントウ』の交尾を目撃したため。

しかし、なかなか全容を見せてくれず葉裏に隠れているし、捕まえよう(指に乗せよう)としても、絶対に乗ってくれない。
2枚目は、どうにか葉上に上がってきてもらったものの、正面の撮影には至らず。
あまり刺激し過ぎて体調不良になっても悪いし、飛んで2度と会えなくなっても寂しので、ここらで“撮影会”を終了させた。

その後、この『小てんとう虫』がどうしたかは定かではない。
“撮影会”に15分程要し、遅れを取り戻すために作業に集中。
圃場を後にしたのち、家周りの草取りを開始。
そこでは、また『てんとう虫』らしき真っ黒?な虫と遭遇。
(この時は夕刻時と疲労もあり“撮影会”は開催されず)
しばらく観察したのち、安全域へ移動さす。

この日は、『てんとう虫』日和でした。
の、お話。
【ししとう】や(その他野菜)の栽培については、また別の記事で。

それでは、また!

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