見出し画像

(野菜の栽培記録)2023~2024年〜ロメインレタス編〜

育苗

昨年(2023)12月初旬、育苗トレイへ種まき。
1トレイ36ポット×2で、72個の種を蒔いた。12月は例年よりも暖冬だったが、それでも発芽するにはちと寒いので、不織布2枚掛けで対応。
丁寧に対応したおかげか?いや、種苗屋さんの努力の賜物。無事全て発芽!
なんと、発芽率100%とな!!

12月中旬、朝晩も冷えてきたので衣装ケース内へ。
上部は不織布+穴あけビニールを掛け、寒さ対策Ⅱ。
12月下旬、日中はビニールのみ外し週一程度で水やり。

衣装ケースを利用し、蓋の代わりに不織布を掛け寒さ対策
2024.1月初旬の様子
とってもキレイで立派(感動)))

衣装ケース

蔵の片付けで多量に出てきた衣装ケース。
中身は服や本や寝具や何やかんや入っていて、ほとんどが廃棄。使える物はキレイにして現在使用していたり、譲ったり、売ったり、猫さんの敷物になったり。

そして中身がなくなり、多量に余った衣装ケース。
キレイに洗浄・乾燥し、新たにキレイにした服や寝具を入れたり、道具や肥料を入れたりして利用していた。
それでも余っていた、衣装ケース。

冬場はお休みしていた野菜作りを始めた事で、活用の場が出来た衣装ケース。
とっても便利。
なんと言っても、育苗箱がジャストサイズ!
コロコロ付で、移動も楽。(ほぼ移動させる事ないけどw)
不織布や防虫ネットも取り付けしやすく、外しやすいのも利点!

自分は、水やり時は一旦育苗箱ごと外に出してから散水をし、ある程度水が切れてから衣装ケースへ苗を戻すスタイル。
そして、衣装ケース内の四隅に石を置き、育苗箱が直に下に付かないよう少し隙間を空け使用している。
あ、、、衣装ケースでこんなに語ってしまった。とにかく便利ですw

定植

1月中旬、植付けるのに良き大きさになった様なので畑へ定植。

ミニ白菜栽培の畝へ

年越しのミニ白菜もある中、収穫後の跡地を軽く掘り害虫駆除後に定植。
特に元肥等はせず。(60苗定植完了)
暴風・雪・寒さ対策でビニールと不織布を設置。(気温・天候みて取り外しも)

2月に入り順調?に成長をし、特に大きな虫被害も見られず。(多少あり))

2月中旬の様子(葉の張りも色も◎)

3月に入り、気温も上がり不織布やビニールを外す回数増。(掛けたり、外したり)
3月中旬、試食のため1株収穫。↓ 3月中旬の様子。

上段画像:左側は不織布掛け、右側はビニール掛け
下段画像:ビニール掛け側のロメインレタスたち

寒さ対策で、畝の中心から半々で不織布とビニールを使用してみた。
育ちが良かったのは、ビニールを使用した方だった。
始めからそういった計画だったわけではなく、ただ単に長さが足りなかったといういつもの無計画から生まれた実験。
それでも、何だか意味のある結果が出たようにも感じた。

庭でも

家横の庭でも、ちょいと余り苗を育ててみた。
直植えとプランター植え。直植えは数苗定植してみたが、生き残ったのが1苗。
実は、直もプランターも使用している土?はほとんどが牛糞堆肥のみ。
通常は土と混ぜ込んで準備ししばらくしてから定植という流れだが、余った牛糞堆肥があったのでそのまま使用してみることに。

3月中旬の様子、プランターは調子良さげ

特に定植後に手を掛ける事はせず、ほぼ放置。定植後の水やり程度。
少々黄化しているが、中心は青々として勢いのある様子が伺えるプランター苗。
ただ、結球する事はなかった。

5月下旬の様子、残り1苗
プランター内の堆肥を他で少々拝借(右側)

結局、直植え分は自然消滅した。
というか、雑草対策もおろそかだったので草に負けたんだと思う。
プランター分は、結球こそしなかったが粋のいい葉をちびちび摘んでは食した。
摘んでも摘んでも成長点が生きていれば、また生えてきた。

そして、いつまで成長し続けるんだろうか?と思い残り1苗を放置していたら、栄養も尽きたのか段々弱ってきたので、5月いっぱいで終了とした。
うん、自家消費用ならプランター栽培もいいかも。

結球

レタスは虫の被害が少ないと言われるが、確かにミニ白菜(タイニーシュシュ)に比べて虫の被害は然程大した事はなかった。
ただ、ナメクジはきた。大量に発生したというわけではないが、丁寧に検品して出品しないとナメクジが潜んでいる場合がある。
結球して中(中心)に入られると厄介だ。見つけ次第、取り除く。

株間を少々詰め過ぎたのか?そのせいで風通しが悪くなったのか?ナメクジが寄り付きやすくなった要因かもしれない。
でも、結構ギュウギュウな株間で定植してOKだったと思うんだけどなぁ…結球させるために。

ただ、なかなか結球しなかった。
温度のせいか?栽培の仕方がイマイチだったのか?日照不足?肥料不足とか?色々と考えたが、多分どれも当てはまる気がする。
もちろん、全く結球しなかったわけではないが非常に時間を要した。

4月下旬、ニンニクの芽とロメインレタス

画像左側のロメインレタスだけ、しっかりと結球。
その他は、結球どころか大きさも少し小さめ。

規格外

でも、自分が食した限り丸っと大きく成長し結球したものよりも、まだ結球手前やそれ以下の小さめの葉の方が美味しいと感じた。

味や食感に関しては、、、
ガッツリ成長結球ロメインレタス →  葉がシャキシャキで味も濃い
少々小さめまたは極小ロメレタス →  葉が柔らかく食しやすい、苦味少なめ

といった感じ。
自分的には小さめがオススメ!
食感や味もそうだが、何よりも小さい方が調理が楽。これ結構自分的には大事!
もちろん大きくても然程準備に手間の掛かる野菜ではないが、調理時は概ねカットするなどの手間が入る。
その点、小さいロメレタはそのまま使用可。サラダや炒め物の彩りに、最後にサッと加えるだけ。

なので、直売所へもわざと小さめや極小葉のバラ詰めを出品してみた。きっと、誰もそんな出品の仕方をしていないししないと思う。
どうしても「見た目」や「基準の規格」に拘る生産者や消費者が多いので、規格外で美味しいものは生産者のみ味わえる代物となっている気がする。

勿体無い。
だから、知ってもらう味わってもらう為に出してみた。(感想を聞きたい…)

こんな感じ

5月初旬の様子、収穫後の根元から…ちびロメレタ爆誕!!

こんな事になるとは思っておらず、収穫後の株をそのまま放置していたら次々と爆誕しており、なんとも健気で可愛らしい姿に「ちょっくら食べてみるか」と収穫。
実際は、画像よりもう一回り大きい状態で食したかな。

面白いですよねw
元は1株なのに、その後のおチビ達は「一体何株あるんだ?!」って位増殖。
捨てる所がなく、上手く栽培できれば延々に食べ続けられるんではなかろうか?と思う程の成長振りでした。

まだ購入種の余りはあるものの、一旦5月いっぱいでロメインレタスは終了。
このまま放置出来る程畑は広くないので、次の準備もあり継続観察は已む無く断念。

あ、ロメインレタスって、ギリシャのコス島が発祥とされているんだって。

機会があれば、是非食してみてくださいまし!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?