日本史001 更新世の日本

わた:今日から日本史ですか!
なっしT:先生の勉強に付き合ってもらうよ。完全に趣味です!
わた:承知です!頑張っていきましょう。

人類の出現

なっしT:まず、地球上に初めて人類が誕生したのは700~600万年前と言われているよ。
わた:全く想像つかないですね…
なっしT:あとで数直線に表すから待っててね。
人類が他の動物異なっていたのは、①道具をつくっていたこと言葉を発達させていったこと
わた:確かに道具を作る動物は聞いたことないし、インコとかもたまに喋りますけど、「自ら」って感じではないですね。

人類の特徴

なっしT:生活は“狩猟”と“採集”だね。暮らしとしては洞窟に暮らしたり、テント式の小屋に住んでいたよ。なんでだと思う?ヒントは生活方法が関係する。
わた:狩猟と採取は環境に依存するから!その土地の動植物がなくなったら生活できなくなってしまう。
定住ができず、移動する必要があったから洞窟やテント式の小屋に住んでいた!
なっしT:その通り!ゲームで1つのエリアのアイテムを取り終えたら場所を移すのと同じ!
わた:まだ村を作る能力はないってことですね。早く「なめこ栽培キット」やりたい!

この頃の暮らし

なっしT:道具は、みなさんご存知「打製石器」を使用しています。
わた:ちょっと“ダセェ”石器っすよね。古いっすわ。
なっしT:“古い”が旧石器時代の“旧”とも少しかかってるね!

日本列島の旧石器時代

なっしT:この時代は地質学上では「更新世」と言われる時代だよ。今後、「更」に「新」しくなるって覚えたら楽かも。「氷河時代」とも言われたこの時代は、寒冷で海面が今よりも100mくらい低くなっており、大陸と島つづきだった。
わた:そこを渡ってマンモスとかオオツノジカなどの大型動物が日本列島に来たってことだね!日本人のルーツも大陸って言われているし、このタイミングと一緒なのかもね。

なっしT:最後に打製石器の種類を説明するぜ!!ここでダサいイメージを払拭したい!!
主に4つ。①握槌、②ナイフ形石器、③尖頭器、④細石器
わた:なんか凄そう(小並感)
なっしT:まずは①握鎚。ハンドアックスとも呼ばれる!握って〜、たたく!割る!削る!
わた:見た目はおにぎりだけど、名前かっこいい!モンハンみたい!
なっしT:続いて、②ナイフ形石器。別名ブレイド。両側に刃があって、削ったり、切ったりするのに使う。原料は黒曜石とかサヌカイトっていう石だね。
わた:これはかっこいい!!

ナイフ形石器(ブレイド)

なっしT:次、③尖頭器。別名ポイント!木の棒の先にこの石器をつけて狩猟に使う!
わた:先が尖っててすごい!これならマンモスも狩れる!

尖頭器(ポイント)

なっしT:最後に、④細石器。別名マイクロリス。木の棒を軸に刃としてつける石器だ。
わた:名前かわいいかよ…。細かい鋸の刃的な?細かいものは切りづらいね。

マイクロリス()

わた:んん?っていうことは日本にもこの時代から人がいたってことになりますよね。
なっしT:そうだね。沖縄では本島の港川で出土した「港川人の頭蓋骨」が見つかっているのもその証拠になるし、なんといっても1946年に群馬県の岩宿で相沢忠洋によって発見された打製石器は日本の歴史を覆す歴史的な発見だったわけだ。

わた:さっき数直線に表してくれるって言ってたのってなんでしたっけ。
なっしT:あ、人類の誕生と日本列島に人類が移動のタイミングだ。忘れてた。
わた:ええっ、こうみると日本列島に人類が来たってかなり最近のことなんですね…!
なっしT:興味があったら宇宙の誕生と地球の誕生とかも数直線にしてみるともっと興味深いよ。

人類の誕生から現在までの数直線

まとめ
人類の特徴:①   を作る
      ②自ら   を発達させていく
原始の生活:   (=狩り)と   (=植物をとる)
      →そのため   しない
地質学区分:  世
使用石器:   石器
      →種類①   (=ハンドアックス)
         ②       (=ブレイド)
         ③    (=ポイント)
         ④    (=マイクロリス)
旧石器時代の発見:群馬県の   (地名)で     (人物)が発見
      →沖縄の港川で    の頭蓋骨も発見される