「お前には無理だ」
「お前には無理だ」
直接言われたわけではないけれど
もう遠回しでもあそこまでわかりやすく言われたら誰にだってわかる
私には無理なんだろう
これにために生きるしかない
と、ずっと決めていた
そのための努力を行動に移しづらい時期であったが
できる限りのことはした
自分が唯一幸せになりたかった
それでも無理なんだろう
だからその瞬間死ぬことしか考えられなかった
最後、自分が幸せになれる手段を失った
大学受験の時も同じ気持ちだった
その時は挑戦すらする気にならなかった
結果こそ決まっていないが悩んでいるうちに
頑張る時間も何もかもなくなっていた
何もせずに「お前には無理だ」という呪いのような言葉を受け入れるより
実際に無理でしたと結果を残すことに意味があると思った
そのあとで死んだって変わらない
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