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日本建国の重要な秘密が隠されている、ある場所

こんにちは。ダイレクト出版の榎(えのき)と申します。

本日のメルマガでは私が、地元・奈良県へ帰省した際に訪れた「日本建国の重要な秘密が隠されている、ある場所」の話をさせていただきます。
私が奈良に帰省したのは2月11日、そう「建国記念の日」です。「建国記念の日」といえば、神武天皇が橿原の地で初代天皇として御即位されたことに由来する祝日です。この日は橿原神宮で、神武天皇の御即位を偲ぶ「紀元祭」が開催されていました。

多数の参拝者で賑わう橿原神宮へ、私もお参りに行ったのですが…
じつは、「橿原神宮のある橿原市とは別の場所で、神武天皇が御即位された」とする説があることをご存じでしょうか?

それは「奈良県御所市柏原」という場所。橿原神宮から見て、西南の方角にあります。そこには、神武天皇を御祭神とする「神武天皇社」が建てられているというのです。このことを私が知ったのは、つい4か月ほど前。神社文化評論家・東條英利先生から教えていただきました。

橿原神宮への参拝後、実際に行ってみました。
「神武天皇が御即位された場所だというからには、そこでもお祭りが開催されていて、多くの人で賑わっているんだろうな〜」そんなふうに思いながらナビを頼りに、車を走らせること約10分。

「目的地に到着しました。案内を終了します」ナビがそういって案内を終え、私は、その場所へとたどり着いたのですが… 「え、ここが?!」
止まった車の目の前に現れたのは、先ほどの大賑わいだった橿原神宮とはうって変わって、閑静な住宅街にポツンと佇む小さな神社。人の気配はありません。
本当にここなのか?と半信半疑になりながらも車を近くの駐車場にとめ、鳥居の前へと到着。その奥には「神武天皇社」と書かれた拝殿が…
私が目指していたのは紛れもなく、ここだったのです。

一礼し、鳥居をくぐっていざ境内へ。やはり、人の姿はありません。
拝殿へお参りを済ませ、シンとした境内を少しみて回ると…錆び果てた、案内板がありました。書かれていたのが、こちらです。

「神武天皇社
初代神武天皇の即位した場所であると言われています。享保21年(1736年)の大和誌には「橿原宮。柏原村に在り」と記し、本居宣長も明和9年(1772年)の「菅笠日記」に、畝傍山の近くに橿原という地名はなく、一里あまり西南にあることを里人から聞いたと記しています。一説にはこの神社が宮跡に指定されると住民が他に移住しなければならなくなるので、明治のはじめに証拠書類を全て焼いてしまったと言われています」


そこには、「神武天皇社」が建つこの場所で初代天皇が御即位されたことが、まさに記されていたのです。そして、驚くべきことに、住民たちの立ち退き問題が原因となって証拠は全て闇に葬られることになったのでした…

このようなひっそりとした場所に日本建国の秘密があったことに、私は本当に驚きました。それと同時に、こんなに大事な場所がほとんど知られることなく忘れ去られてしまっていることに、少し寂しさのようなものも感じました。

ぜひ、橿原神宮を訪れる機会があれば「神武天皇社」にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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<今日のメルマガを書いた人>

ダイレクト出版・政経部門
榎 友也

奈良県出身の31歳。

同志社大学卒業後、メンズのアパレル企業に就職。

ネットの店舗運営や、商品の企画、ブランドプロモーションなどマーケティングに関わる様々な仕事を経験しました。

洋服以外にも、もっと色んなものを販売してみたい!そう思い、30歳を目前に転職を決意。

そして、2022年11月にダイレクト出版に中途入社。

趣味は美味しいご飯とお酒を飲むこと。


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