日記のすゝめ

失恋した時、決まって観る映画がある。
それが『ブリジットジョーンズの日記』。
学生時代、映画好きだった僕はレンタルDVD屋でバイトしてたんだけど、その頃に借りてたくさん観た中の一つがBJ日記だった。
それから、何回観たのかな。数えきれない。
何度観ても元気が出る、そんな映画で、サントラCDも借りてウォークマンに入れてたっけ(現在はiPhoneユーザーなので、これを機にiMusicにダウンロードした)。

今回もお世話になります、BJ様。
お風呂に浸かりながら観るBJ日記は心に沁みる。

湯船にお湯を溜めて、
脱水症にならない様に水を準備して、、
アマプラでレンタルをする、税込¥440。
「32歳のブリジットは〜」と始まる作品紹介文。
あぁ、思えば自分も来月でBJと同い年なのか。

ちょうどその時、LINEの通知が入る。
来週のシルバーウィークに遊ぶ東京在住の友達からだった。来週の予定の確認だった(新宿のおしゃれバルでワイン飲み放題という内容)。事情を知る彼には、自分は今からBJ日記を見るんだと伝える。ちなみに、彼は全シリーズを観ている強者だった(友として尊敬)。

そう言えば、大学時代にBJに憧れて日記を書いてたな。結局、母親に勝手に読まれていたらしく、のちにカミングアウトした時に「実は日記を読んで、すでに知っていた」と言われた。

そんな話をしていたら、その友達が
「また書きなよ、32歳の日記」とふと言い出す。
でも何だろか?妙に納得する自分がいた。
確かに書きたい、今の気持ち、この日々を文字に。
彼からの一言が「日記のすゝめ」となった。

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