見出し画像

4年生の飯塚さん・髙瀬さん・齋藤さんが第1回中間発表会で発表をしました

2024年7月に本学産業情報学科情報専攻で卒業研究第1回中間発表会があり、飯塚さん・髙瀬さん・齋藤さんが発表をしました。

飯塚さんの卒業研究テーマは「ソフトウェア開発における​口話を使わない聴覚障害者からの発言」。口話を使わない聴覚障害者が、ソフトウエア開発現場で発言する手法について考えるために、1学期は実際のソフトウエア開発現場3社をおとづれて発話の状況や口話を使わない聴覚障害者が意思決定への参加や発言が難しい状況を観察し、分析しました。

彼の発表内容の詳細は8月24日開催のスクフェス仙台で発表します。


発表する飯塚さん

高瀬さんの卒業研究テーマは「聴覚障害者と聴者との雑談時に双方のストレスを軽減する方法」です。補聴器を装用して音声会話をすることはできなくもないけど、一生懸命聞かないと聞けない。家族や友人などリラックスして会話を楽しみたい時にどうしたら良いのかを考えるテーマです。いろいろ技術的な解決法をミーティングでは考えていたのですが、結果として「会話の仕方について振り返りをして改善をする」というアプローチをとってみることにしました。家族や友人とは長く付き合っていますが、改めて会話の方法について相談することはほとんどない。けどそれをあえてやってみたらどうだろうか、ということを検証します。


発表する高瀬さん

齋藤くんの卒業研究テーマは「学習分析ダッシュボードによるメタ認知の促進効果の検証」です。学生が能動的に学習をする環境で、学習状況を提示するダッシュボードを使うことで学力自体が向上することは過去の研究で知られていますが、自己調整学習において重要な学習行動・メタ認知・動機づけの3要素はどのように向上するかを検証しています。3つの要素の向上は相関があることがわかっているため、卒業研究ではその中で重要なメタ認知が向上するかどうかを検証しています。


発表する齋藤くん

3名とも立派な発表でした。まだ着手したばかりですので、これからの研究の進捗が楽しみです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?